テレアポの将来性とAI|AIの電話が増えたら在宅テレアポはなくなるのか、人の電話が選ばれる理由と、50代から何年続けられるかを正直に考える
「AIが電話をかける時代に、今から電話の仕事を覚えて意味があるのだろうか」。50代・60代で新しい仕事を考える方にとって、これは切実な問いです。何年か続けたいからこそ、すぐになくなる仕事には手を出したくない。そう考えるのは当然のことです。
まず、2つの事実をお伝えします。総務省の「令和8年版 情報通信白書」(2026年7月)によると、日本で生成AIを使ったことがある人は、1年で26.7%から58.8%に増えました。前の年と同じ20歳以上に限っても52.2%で、2倍近くです。一方で、国際労働機関(ILO)は2025年5月の分析で、生成AIの影響として最も起こりやすいのは、仕事が「なくなる」ことより、仕事の中身が「変わる」ことだとしています。
この記事では、先のことを言い切らずに、公的なデータと当サイトの数字で順番に考えます。取り上げるのは、AIが得意なこと・苦手なこと、人の電話が選ばれる理由、減っていくと見られるテレアポです。さらに、身につく力がほかの仕事に活きる場面と、50代から何年続けられるかも考えます。
結論:将来は断定できません。ただ、「聞いて約束をつくる」電話は人が担いやすい部分です
テレアポの将来を言い切ることは、誰にもできません。そのうえで、今分かっていることは次のとおりです。
- AIは急速に広がっています。ただし国際機関の分析では、多くの仕事で起こりやすいのは「なくなる」より「中身が変わる」ことだとされています。
- AIが得意なのは、決まった案内や、記録・文章の下書きのように、手順がはっきりした作業です。相手の困りごとを聞き、信頼をもとに会う約束をつくる部分は、人が担いやすい部分です。
- 減っていくと一般に見られるのは、件数だけを追う電話、売り込みの電話、個人宅への勧誘の電話です。消費者(個人)への電話勧誘販売についての消費生活相談は、2025年度に66,768件と、3年続けて増えています(国民生活センター)。
- 聞く・要約する・敬語で話す・記録する、という力は、ほかの仕事にも持っていけます。
当サイトでは、3か月以上続けた方の月収の中央値は、60代が96,000円、70代以上が89,000円でした(2026年6月。研修中の時給が1,500円程度だった時期の集計で、保証する金額ではありません)。型は体力ではなく手順なので、年齢で衰えにくいと考えています。
「将来性」という言葉には、どこか占いのような響きがあります。この記事では、未来を当てることはしません。代わりに、今出ている公的なデータと、この仕事の仕組みから、判断の材料を一つずつ並べていきます。
AIはどこまで広がっているか——公的なデータで見る
まず、AIがどれくらい使われているのかを見ておきます。
総務省の「令和8年版 情報通信白書」では、日本で生成AIを使ったことがある人の割合が、2024年度の調査の26.7%から、2025年度の調査で58.8%へと大きく上がりました。2025年度の調査からは15〜19歳も対象に加わっていて、20歳以上に限ると52.2%です。会社の側では、自社の何らかの業務で生成AIを使っていると答えた割合が86.4%でした。
出典:上の2つは総務省「令和8年版 情報通信白書(概要)」(2026年7月)、下の2つは国際労働機関(ILO)Working Paper 140「Generative AI and Jobs: A Refined Global Index of Occupational Exposure」(2025年5月)。
数字だけを見ると、AIがあらゆる仕事を置きかえていくように感じるかもしれません。けれど、同じ資料をもう少し読むと、別の姿も見えてきます。
情報通信白書によると、日本の企業で生成AIがいちばん使われている業務は「議事録・メール作成補助」で、回答の割合は約7割でした。今のところ、AIが最も働いているのは、人の仕事を丸ごと置きかえる場面ではなく、記録や文章の下書きを手伝う場面だということです。
ILOの2025年の分析は、世界で働く人の4人に1人が、生成AIの影響を何らかの形で受ける職業に就いているとしています。ただし、影響が最も大きい区分に入るのは、世界の雇用の3.3%です。そのうえで、ほとんどの職業には人の関わりが必要な作業が含まれているため、生成AIの影響として最も起こりやすいのは「仕事の変化」だと述べています。影響を最も受けやすい職業のグループとして挙げられているのは、事務の仕事でした。
電話の仕事については、国の職業情報提供サイト(job tag)にも記述があります。コールセンターオペレーターの仕事内容に、「最近、大手では、AI(artificial intelligence)等によりコールセンターオペレーターを支援するシステムを使って」と書かれています。顧客の要望や質問に、より速く、より正確に対応するための道具として紹介されています。ここでもAIは、人の代わりではなく、人を支える道具として書かれています。
AIが得意なこと、人が担いやすいこと
AIにできることは、年ごとに変わっています。ここに書くのは、今の時点で一般によく言われている見方で、将来の予測ではありません。
AIや道具に任せやすいこと
- 決まった内容の案内を、同じように繰り返す
- 話した内容を文字にして、要点の下書きをつくる
- たくさんの記録から、似た傾向を探す
- 時間や件数を数え、予定を並べる
人が担いやすいこと
- 相手の言葉の奥にある事情を、その場で聞き分ける
- 断られたときに、引くか、1往復だけ確かめるかを決める
- 「この人なら会ってみよう」という信頼をつくる
- 言いにくい困りごとを、話してもいいと思っていただく
今の時点で一般に言われている傾向をまとめたもので、将来の予測ではありません。技術の進み方によって、ここに書いたことも変わりえます。
左の列は、手順がはっきりしていて、正解が一つに決まりやすい作業です。右の列は、相手によって答えが変わり、その場で判断が要る作業です。テレアポの1本の電話には、この両方が混ざっています。
たとえば、名乗りの言葉や、台本の読み上げは、左の列に近い作業です。一方で、受付の方の声の調子から今は忙しそうだと感じ取る、相手が言いよどんだところで黙って待つ、はっきり断られたときにお礼を言って引く。こうした判断は、右の列に入ります。
「この先も続けられる仕事か知りたい」という方へ。
応募でなくて構いません。「60代から始めて、何年くらい続けられますか」——その一行で、当サイトで長く続けている方の働き方の傾向をお返しします。
LINEで質問だけする(応募しなくて大丈夫です)→AI時代に、人の電話が選ばれる理由
では、法人向けのアポイントの電話で、人の電話が選ばれる理由はどこにあるのでしょうか。当サイトの主な案件である、介護施設に特定技能の外国人材をご紹介するためのお電話で考えてみます。
理由1:用件が「売り物」ではなく「困りごと」だから
当サイトの電話でお聞きするのは、商品の要不要ではなく、職員の採用で困っていることです。人手の悩みには、退職の事情や、夜勤の組み方など、施設の内側の話が含まれます。そうした話を、人は誰にでもするわけではありません。この人になら話してもいい、と思っていただけるかどうかは、声の落ち着きや、さえぎらずに聞く姿勢に大きく左右されます。
理由2:会うかどうかは、信頼で決まる話だから
アポイントは、30分の面会の約束です。外国人材の受け入れは、施設の職員や利用者の暮らしにも関わる決断で、その入口になる面会を決めるのは、相手にとって小さくない判断です。電話の向こうにいるのが誰で、どんな姿勢で話を聞いてくれたのか。会うかどうかは、話の中身と同じくらい、その手ごたえにも左右されます。
理由3:約束をつくるのは、相手の事情に合わせる仕事だから
受付の方への伝え方、かけ直す時間の決め方、相手が使った言葉での要約。テレアポは、台本という骨組みに、相手ごとに違う事情をはめこんでいく仕事です。当サイトでは、アポイントのあとの商談を自社の商談代行チームが受け持ち、どんな話をしたアポイントが契約につながったのかが台本に戻ってきます。台本は、商談の結果を受けて直され続けます。
ただし、正直に書いておきます。法人向けの電話でも、AIを使った電話がこれから増えることは十分にありえます。人の電話が今と同じ形で選ばれ続けるとも、言い切れません。だからこそ、次の章で見るように、仕事の中身が変わっても持っていける力を身につけておくことに意味があります。人の電話が選ばれる理由を、心理の面から説明した記事は話を聞いてもらえる心理です。
仕事の中身は変わりうる——準備と記録は道具で楽になるかもしれない
AIの影響として最も起こりやすいのが「仕事の変化」だとすると、テレアポのどこが変わるのでしょうか。
当サイトでフルタイムで働く方の1日は、8時間のうち約3時間が、かける前の準備と、かけたあとの記録にあてられています。白書で企業の利用がいちばん多かった「議事録・メール作成補助」のように、話した内容を文字にしたり、記録の下書きを整えたりする作業は、道具が手伝える範囲が広がっていく可能性があります。
ただ、ここで2つのことをお伝えしておきます。1つは、当サイトで今使う道具は、ブラウザ・チャット・架電システムの3つで、新しい機械を使いこなすことを求めているわけではない、ということです。もう1つは、道具がどれだけ変わっても、何を聞き、何を残すかを決めるのは人だということです。相手が言った「面接まで来てもらえない」という言葉を、「人手不足」と言いかえずに残す判断は、道具には任せきれません。記録の考え方は通話メモと記録の残し方にまとめています。
テレアポの仕事は今後減るのか——減っていくと見られるテレアポ
「テレアポの仕事は今後減るのか」という問いには、ひとまとめには答えられません。テレアポにもいくつかの種類があり、種類によって置かれている状況が違うからです。ここでは、一般によく言われている見方として、減っていくと考えられているテレアポを3つ挙げます。
- 件数だけを追う電話——中身を見ずに量で押す電話は、相手にとって迷惑なうえ、量をこなす作業は道具で置きかえやすい部分です。
- 売り込みの電話——強く押されると、人はかえって反発します。押すほど話を聞いてもらえなくなる電話は、続けるほど効き目が落ちていくと考えられます。
- 個人宅への勧誘の電話——消費者(個人)への電話勧誘販売は、消費生活センターへの相談がここ数年増え続けています。
3つ目は、公的なデータで確かめられます。国民生活センターの集計では、電話勧誘販売についての消費生活相談は、2022年度から3年続けて増えています。
出典:国民生活センター「2025年度 全国の消費生活相談の状況」(PIO-NET。2026年8月5日公表)。消費者からの相談の件数で、会社や施設への電話は含みません。2025年度に最も多かった商品・役務は「インターネット接続回線」でした。
同じ資料では、電話勧誘販売の相談を契約した方の年代別に見ると、70歳以上の割合が最も高いとされています。ご家庭に、とくに高齢の方に向けてかけられる勧誘の電話には、社会の目がいっそう厳しくなっていると考えられます。
一方で、当サイトの電話は、こうした電話とは成り立ちが違います。相手は法人だけで、個人のお宅にはかけません。電話の中で売り込むことはせず、はっきり断られたら引きます。件数より、どこで何を言ったかを振り返ります。ただ、これは「だから将来も安泰だ」という意味ではありません。減っていくと見られる電話の形から離れた働き方をしている、というだけのことです。
テレアポで身につく力は、ほかの仕事にも活かせる
仕事の中身が変わっていくとしたら、大切なのは、変わっても持っていける力が身につくかどうかです。テレアポで毎日使う力は、電話の外でも役に立ちます。
この5つは、特定の商品の知識とは違って、扱う商材が変わっても使えます。62歳でこの仕事を始めた方も、口コミの中でこう書いています。
「月50万円の壁を到達しました(62歳女です)」
商材に関わらず普遍的なスキルを身につけることができるため、
口コミの題名にある月50万円は、入社5か月で届いた上位の方の結果で、全員が届く数字ではありません。ここで読んでいただきたいのは、商材が変わっても使える技術だと感じた、という部分です。
| 身につく力 | テレアポでの使い方 | ほかの仕事での使い方の例 |
|---|---|---|
| 最後まで聞く力 | 本題の3つの質問で、相手に話していただく | 窓口や受付での相談、介護や接客の現場での聞き取り |
| 要約する力 | 打診の前に、相手の言葉で困りごとを返す | 会議の記録、仕事の申し送り、報告の取りまとめ |
| 敬語と電話の作法 | 名乗り・取り次ぎのお願い・お礼 | 事務、受付、どの職場の電話応対にも |
| 記録する力 | 通話のあとに、結果と次の日時を残す | 事務作業、介護の記録、仕事の引き継ぎ |
| 気持ちを切りかえる力 | 断られても、次の1本へ向かう | 新しい職場、慣れない作業、人間関係の小さなつまずき |
一般的な例を挙げたもので、ほかの仕事への就職や評価を約束するものではありません。
会話力をどんな仕事に活かせるかを、もっと広く比べたいときは、会話力を活かせる仕事をご覧ください。
50代から始めても、テレアポは長く続けられるか
将来性を考えるときに、もう一つ大切なのが、「自分が何年続けられるか」です。仕事そのものが残っても、自分が続けられなければ意味がありません。
当サイトの集計では、年齢が上がるほど月収が下がる、という形にはなっていません。3か月以上続けた方の月収の中央値を年代別に見ると、60代がいちばん高く、70代以上も40代以下を上回っています。
出典:当サイトの自社集計(報酬の支払いデータ・2026年6月)。働き方や働く時間を問わず数えた中央値で、研修中の時給が1,500円程度だった時期の数字です。保証する金額ではありません。
3か月以上続けて働いている方の年代は、50代が38%、60代が42%で、合わせて8割です(2026年6月)。70代以上の方も9%いらっしゃいます。応募の条件に、年齢・性別・婚姻の有無はありません。
長く続けてきた方の声もあります。テレアポの経験が12年ある方は、口コミをこう書き始めています。
「諦めないでよかった。頑張った先の、安定の月80万」
御年63歳、テレアポ歴12年。
今では1日6本出せるようになりました。
この方の口コミの題名にある月80万円は、長い経験を持つ上位の方の結果で、多くの方が届く金額ではありません。それでも、60代になっても新しい型を身につけ直し、数字を伸ばしている方がいることは、長く続けられる仕事かどうかを考えるうえで、一つの手がかりになります。
型が身につくまでと、その先
長く続けるうえでは、最初の数か月の見通しも大切です。始めてから型が自分のものになるまでを、当サイトの集計で並べると、次のようになります。
- 最初の2週間研修お客様への電話はなし。台本の読み合わせと、断られたときの返し方の練習。パートは時給1,300円から
- 1〜2か月目伸び悩みやすい時期1時間あたりの報酬は1,500〜2,100円ほど。「向いていないかも」と迷いやすい時期です
- 3か月目数字が動き始める1時間あたり2,300〜2,600円ほど
- 6か月目以降型が自分のものになる1時間あたり2,600〜3,200円ほど
- その先商材が変わっても使える型は特定の商品の知識ではないので、案件が変わっても持っていけます
1時間あたりの報酬(実効時給)は当サイトの自社集計(2026年6月)で、研修中の時給が1,500円程度だった時期の数字です。今の条件(2026年10月から研修中の時給1,300円から)とは違い、保証する金額でもありません。
一方で、続かなかった方がいることも、隠さずにお伝えします。研修を始めた方のうち、3か月以上続けた方は67%でした(2026年6月)。やめた理由でいちばん多かったのは「切り返しの型が身につく前に諦めた」(41%)で、次が介護・体調・転居といった生活の事情(28%)です。くわしくは続かなかった人の割合と理由で公開しています。
生活の事情は、長く働くほど、誰にでも起こりえます。当サイトでは、急な休みは連絡だけで取れ、長く休んでから再開することもできます。介護や入院で数か月休んだあとに、戻ってきた方もいます。働く時間は月ごとに増やすことも減らすこともできます。長く続けられるかどうかは、体力より、こうした「休み方」と「戻り方」の仕組みがあるかどうかにも左右されます。
声と目と体の整え方は、声と体調の整え方にまとめています。60代から始める場合の具体的な準備は、60代未経験の在宅テレアポをご覧ください。
長く続けられる職場かを確かめる5つの点
仕事の将来を読むのは難しくても、長く続けやすい職場かどうかは、応募の前に確かめられます。どの会社の求人にも使える物差しとして、5つの点をまとめました。
| 確かめること | なぜ大事か | 当サイトの場合(2026年10月時点) |
|---|---|---|
| 電話の相手 | 個人への電話勧誘は、相談が増え続けている | 法人だけ。個人のお宅にはかけない |
| 年齢の条件 | 何歳まで応募・継続できるか | 応募の条件に、年齢・性別・婚姻の有無はない |
| 休み方と時間の増減 | 体調や家族の事情に合わせられるか | 急な休みは連絡だけ。長期の休みも可。時間は月ごとに増減できる |
| 身につく技術 | 商材が変わっても使える型があるか | 3段階の台本と切り返し12パターン。商談の結果が台本に戻る |
| 働き方の形 | 状況に合わせて形を変えられるか | パート・業務委託・正社員。形は途中で変えられる(担当に相談) |
当サイト以外の求人を比べるときにも、そのまま使える項目です。
テレアポの将来性を、自分の場合で確かめる手順
ここまでの材料を、ご自分の場合に当てはめてみてください。次の順番で書き出すと、迷いの中身がはっきりします。
- 何年働きたいかを決める——5年なのか、10年なのか。年金との組み合わせも含めて、続けたい年数を先に決めます。
- 電話の相手と中身を確かめる——法人か個人か、件数だけを追う電話ではないか。減っていくと見られる形から離れているかを見ます。
- 身につく力を書き出す——その仕事で毎日使う力を、聞く・まとめる・話す・残す・立て直すの5つで書き出します。
- 体と時間の条件を確かめる——平日の日中に時間が取れるか、パソコンと静かな部屋を用意できるか、休み方の仕組みがあるかを確かめます。
- 分からないことを質問する——長く働いている方の年代や、休んだあとの戻り方など、気になることを応募の前に聞きます。
この仕事が合わない方
将来を考えるうえで、合わない方についても書いておきます。
- 仕事がこの先もずっと同じ形で残る、という保証がほしい方——将来の形を約束することは、どの会社にもできません
- 新しいやり方を覚え直すのが苦痛な方——道具や台本は、結果を受けて直され続けます
- 平日の日中に時間を取れない方——相手が法人なので、平日の9時〜18時の仕事です
- すぐに収入を固めたい方——型が口になじむまで、実際の電話で2〜3か月かかります
「何歳まで、どんな形で続けられるか」は、人によって答えが違います。
「58歳です。年金をもらう年齢になっても続けたいと考えています」——そのまま送っていただければ、働き方の形と時間の組み方をお返しします。
質問・応募のフォームへ(入力5分ほど)→よくある質問
テレアポの仕事はAIに取って代わられる?
取って代わられるかどうかを、断定することはできません。手がかりになるのは公的な分析で、国際労働機関(ILO)は2025年の分析で、生成AIの影響として最も起こりやすいのは仕事が「なくなる」ことより「中身が変わる」ことだとしています。決まった案内や記録の下書きは道具が手伝いやすい一方、相手の困りごとを聞いて会う約束をつくる部分は人が担いやすい部分です。技術の進み方によって、この見方も変わりえます。
テレアポに将来性はある?
どんなテレアポかによって違います。件数だけを追う電話や、個人宅への勧誘の電話は、減っていくと一般に見られています。一方、法人の困りごとを聞いて会う約束をつくる電話は、信頼が要るぶん、人が担いやすい仕事です。どちらの場合も、聞く・要約する・敬語・記録という、ほかの仕事に持っていける力が身につくかどうかが、将来性を考える手がかりになります。
AIの電話が増えたら在宅テレアポの仕事はなくなる?
なくなるとも、今の形のまま残るとも、断定はできません。公的な分析では、多くの仕事で起こりやすいのは「中身が変わる」ことだとされていて、テレアポでも、準備や記録のような作業は道具が手伝える範囲が広がるかもしれません。当サイトで今使う道具は、ブラウザ・チャット・架電システムの3つです。法人向けの電話でAIが使われる場面が増えることも十分ありえるので、人の電話が今と同じ形で残ると言い切ることはできません。
50代から始めてもテレアポは長く続けられる?
続けられる方は多くいます。当サイトの集計では、3か月以上続けた方の月収の中央値は、50代が94,000円、60代が96,000円、70代以上が89,000円でした(2026年6月。研修中の時給が1,500円程度だった時期の数字)。3か月以上続けている方の8割が50代・60代です。急な休みは連絡だけで取れ、長期の休みのあとに再開することもできます。一方で、研修を始めた方のうち3か月以上続いた方は67%で、全員が続くわけではありません。
AI時代に人の電話が選ばれる理由は?
法人向けのアポイントでは、相手が話すのは採用や人手の困りごとという施設の内側の話で、会うかどうかも信頼に左右されるからです。言いにくい事情を話していただくこと、言葉の奥の事情を聞き分けること、断られたら引くと判断することは、人が担いやすい部分です。ただし、技術の進み方によって変わりうるので、選ばれ続けるとは断定できません。
テレアポで身につく力はほかの仕事にも活かせる?
活かせます。テレアポで毎日使うのは、最後まで聞く力、相手の言葉で要約する力、敬語と電話の作法、記録する力、断られても気持ちを切りかえる力の5つです。どれも特定の商品の知識ではないので、窓口や受付、事務、介護の記録や申し送りなど、ほかの仕事でも使えます。ただし、ほかの仕事への就職を約束するものではありません。
テレアポの仕事は今後減る?
種類によって違います。件数だけを追う電話、売り込みの電話、個人宅への勧誘の電話は、減っていくと一般に見られています。国民生活センターの集計では、電話勧誘販売についての消費生活相談は2025年度に66,768件で、3年続けて増えています。法人向けに困りごとを聞く電話は、こうした電話とは成り立ちが違いますが、将来の件数を断定することはできません。
在宅テレアポの求人は増えていますか?
在宅テレアポだけの求人の数を示した公的な統計は、見当たりませんでした。参考として、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)の「コールセンターオペレーター」のページでは、ハローワークでの有効求人倍率は0.83倍(2025年度)と載っています。電話を受ける仕事も含めた数字で、求人が求職者より少ない状態を示しています。数より、どんな電話をかける仕事かで選ぶことをおすすめします。
AIを使いこなせないと、この仕事はできませんか?
できます。当サイトで使う道具は、ブラウザ・チャット・架電システムの3つで、表計算などの知識はいりません。操作は研修で画面を見ながら一つずつ覚えます。道具がこの先変わることがあっても、何を聞き、何を残すかという仕事の芯は変わりにくいと考えています。
何歳まで働けますか?
応募の条件に、年齢・性別・婚姻の有無はありません。当サイトでは、3か月以上続けて働いている方のうち、70代以上の方が9%いらっしゃいます(2026年6月の自社集計)。続けられるかどうかは、年齢より、平日の日中に時間を取れるか、パソコンと静かな部屋を用意できるか、目や声の調子と相談しながら働けるかに左右されます。
AIに仕事を取られないために、今から何をしておけばいいですか?
特定の道具の使い方より、どの仕事でも使う力を磨くことをおすすめします。人の話を最後まで聞き、相手の言葉で短くまとめ、誰が何と言ったかを正確に残す。この3つは、仕事の中身が変わっても役に立ちます。テレアポは、この力を毎日の電話の中で練習できる仕事です。
追伸——「なくならない仕事」より、「持っていける力」を
この先、どんな仕事がどれだけ残るのかは、誰にも分かりません。50代・60代で新しい仕事を選ぶとき、その不安が消えることはないと思います。
だからこそ、仕事そのものより、その仕事で身につく力に目を向けてみてください。人の話を最後まで聞き、相手の言葉でまとめ、約束を正確に残す。この力は、電話の仕事が形を変えても、あなたの手元に残ります。何年続けたいか、一行だけ書いて送ってみてください。
根拠と参照(Evidence & Reference)
- 生成AIの利用経験率(2024年度26.7%・2025年度58.8%。2025年度は15〜19歳を調査対象に追加し、20歳以上では52.2%)、自社の何らかの業務で生成AIを利用している企業86.4%、業務類型で「議事録・メール作成補助」が約7割:総務省「令和8年版 情報通信白書(概要)」(2026年7月24日公表。2026年10月8日に確認)。
- 世界の働く人の4人に1人が生成AIの影響を何らかの形で受ける職業にいる・最も影響の大きい区分は世界の雇用の3.3%・事務の職業が最も影響を受けやすい・最も起こりやすい影響は仕事の変化:ILO Working Paper 140「Generative AI and Jobs: A Refined Global Index of Occupational Exposure」(2025年5月20日。2026年10月8日に確認)。
- AI等でコールセンターオペレーターを支援するシステムの記述、有効求人倍率0.83(令和7年度。必ずしもその職業だけの数字ではないと注記あり):厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「コールセンターオペレーター」(2026年10月8日に確認)。
- 電話勧誘販売についての消費生活相談件数(2022年度43,497件・2023年度50,177件・2024年度58,604件・2025年度66,768件)、2025年度の最多の商品・役務「インターネット接続回線」、電話勧誘販売では契約当事者の年代別で70歳以上の割合が最も高いこと:国民生活センター「2025年度 全国の消費生活相談の状況」(2026年8月5日公表。2026年10月8日に確認)。
- 年代別の月収の中央値、3か月以上続けている方の年代(50代38%・60代42%・70代以上9%)、実効時給の推移、継続67%とやめた理由:当サイトの自社集計(2026年6月)。くわしくは数字の根拠。8時間のうち約3時間が準備と記録:当サイトの集計(2026年)。
- 研修中の時給1,300円から(パート)・業務委託の成果報酬1アポイント20,000円・初期費用0円(登録料・研修費・教材費・保証金):募集要項(2026年10月時点の条件)。
- アポイント獲得率3〜7%(100件かけて3件、調子が良いと7件。分母は不在・受付止まりを含む総架電件数):当サイトの自社集計(2026年9月。6月の集計も同じ範囲)。集計方法は数字の根拠。
- 業界の一般的な目安1〜2%:テレアポ業界で広く言われている水準の引用で、当サイトの測定値でも公式統計でもありません。
- 指導責任者・川嶋 貴大のテレアポ大会7年連続優勝(2018年〜2024年)。
- 口コミ:Indeed(運営会社の企業ページのクチコミ)。個人の体験で、同じ結果を約束するものではありません。
質問・応募する
必須のご入力は5項目だけです。応募でなく、質問だけで終えていただいても構いません。応募される場合は、送信のあとに履歴書・職務経歴書の出し方をご案内します。
こう書いて送っていただければ、お答えします
「60代から始めて、何年くらい続けられますか」
→ 当サイトで長く続けている方の年代と、休み方・時間の増減の仕組みをご説明します。
「AIが広がっても、この仕事は残りますか」
→ 断定はできないことと、仕事の中で変わりそうな部分・変わりにくい部分をお伝えします。
「年金を受け取りながら続けたいです」
→ 働き方の形ごとの考え方と、確かめていただきたい窓口をお返しします。
送信いただいた内容は、ご連絡と選考にだけ使います(プライバシーポリシー)。第三者へお渡しすることはありません。費用は一切かかりません(登録料・研修費・教材費・保証金すべて0円)。お断りいただいた方へ、こちらから重ねてご連絡することはありません。数か月あけてからのご相談も歓迎です。
フォームより気軽に、LINEで質問する採用担当が返信します(平日9:00〜18:00)
この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、収入や成果を保証するものではありません。報酬には成果報酬が含まれるため、記載の金額は目安で、成果には個人差があります。数字は当サイトの集計(アポイント獲得率は2026年9月、収入の分布は2026年6月、フルタイムの中央値は2026年7月)と、2026年10月時点の募集条件にもとづきます。応募の条件に年齢・性別・婚姻の有無はありません。「おひとりさま」は、一人分の暮らしを自分の収入で支えている状況を指すこのサイトの呼び名です。
最終更新日:2026年10月8日|監修:川嶋 貴大/編集:おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部