テレアポの通話メモと記録の残し方|通話中に書く4つのこと、通話のあとの記録の項目、かけ直しの決め方、在宅での個人情報の扱い
「話しながらメモを取るなんて、できるだろうか」。電話の仕事を考えたとき、意外に多いのがこの心配です。相手の話を聞きながら、聞き漏らさないように手も動かす。慣れないうちは、どちらかがおろそかになりそうな気がします。
けれど、当サイトでフルタイムで働く方の1日を見ると、8時間のうち約3時間は、かける前の準備と、かけたあとの記録にあてられています。1件にかける5〜6分も、記録まで含めた時間です。つまり記録は電話のおまけではなく、電話と並ぶ仕事の柱です。そして、通話の最中に書くことは、4つだけに絞れます。
この記事では、通話中に書く4つのことと、通話のあとに残す記録の項目から始めます。続いて、断られた理由を記録する意味、もう一度かけるタイミング、在宅での個人情報の注意、記録を見直して上達する手順を、順番に説明します。
結論:通話中は4つだけ書き、通話のあとで「次に使える形」に整えます
テレアポのメモは、通話中と通話のあとで役割を分けます。
- 通話中に書くのは4つだけです。相手のお名前と役職、困りごと(相手の言葉のまま)、時期、次に話す日時。記号や略語で短く書きます。
- 通話のあとに残すのも4つです。結果の区分、断り文句の種類、次にかけてよい時期、受付で分かったこと。会社のシステムの項目に沿って入力します。
- かけ直す時期は、相手が言った時期に合わせます。きつい言葉で断られた先は、以降の対象から外します。
- メモも記録も、会社が決めた場所に書きます。名簿やご担当者のお名前を、紙や手帳、自分のスマートフォン、パソコンのメモ帳など、会社のシステムの外に書き写しません。
当サイトでは、通話のあとの15分を記録と見直しに使います。記録は、次の電話、商談代行チームへの引き継ぎ、あなた自身の上達の3つに使われます。
書くことが決まっていれば、話しながらでも手は止まりません。ここから、記録がなぜ大事なのかという理由から始めて、通話中、通話のあと、翌日の見直しの順に見ていきます。
テレアポの記録はなぜ大事か——使われる場面は3つ
記録が大事な理由は、その記録を読むのがあなただけではないからです。1件の記録は、少なくとも3つの場面で使われます。
1つ目の「次の電話」は、思っている以上に多い場面です。担当の方が不在で、戻られる時間を伺ってかけ直す。今月は忙しいと言われて、来月にもう一度かける。そのとき前回の記録がなければ、受付で一から名乗り直し、同じ質問を繰り返すことになります。相手からすれば、「前にも聞かれた」電話です。
2つ目の「引き継ぎ」では、記録はあなたの手を離れて、商談の席で使われます。商談でどんな記録が役に立つのかは、アポのあとの商談代行チームで、記録の項目と商談での使われ方まで具体的に紹介しています。
3つ目の「振り返り」は、上達の速さを決めます。1日に何十件も電話をかけると、30分前の通話の中身でさえ、ほかの通話と混ざってしまいます。覚えているつもりでも、言われた言葉の細かいところは残りません。書いたものだけが、あとで見直せる材料になります。
通話中のメモ:書くのは4つだけ
通話中は、聞くことがいちばんの仕事です。書くことに気を取られて相づちが遅れたり、相手の言葉を聞き漏らしたりしては意味がありません。だから、通話中に書くことは4つに絞ります。
4つのうち、いちばん気をつけたいのは2つ目です。聞いた話を自分の言葉で短くまとめたくなりますが、まとめた瞬間に、相手が本当に言いたかったことが消えてしまいます。相手の言葉は、かぎかっこに入れて、そのまま書いてください。その言葉は、通話の最後に会う約束をお願いするときの「要約」にも使います。
通話中にメモを取るコツ
コツは、全部を書こうとしないことです。文章にせず、あとで自分が読み返して分かる単語と記号だけを書きます。
| 書きたいこと | 記号の例 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| お名前と役職 | 名前のあとに役職を( )で | ◯◯様(事務長) |
| 困りごと | 相手の言葉を「 」で | 「応募はあるが続かない」 |
| 時期 | 期 | 期:来年4月まで |
| 次に話す日時 | → | →明日 14時以降 |
| 決める方 | 決 | 決:施設長 |
| 聞けなかったこと | ? | 決?(聞けず) |
記号は一例で、自分が読み返して分かれば十分です。メモを書くのは会社が決めた場所(会社のシステムなど)で、紙や自分のスマートフォンには書き写しません。通話のあとの記録は略さずに、決められた項目と書き方で残します。
書くタイミングにも、こつがあります。
- 相手が話している間は、相づちを優先します。書くのは、相手が言い終えて、こちらが復唱する間です。
- 数字と固有名詞は、復唱して確かめてから書きます。「15日の、14時過ぎでよろしいでしょうか」と言いながら書けば、聞き違いも防げます。
- 台本の画面と、メモを書く場所(会社が決めた場所)を、最初に確かめておきます。目と手の動きが毎回同じになると、書くことに頭を使わずに済みます。
- 書き切れなかったことは、切った直後の数十秒で足します。次の電話をかける前に、です。
実際の通話の中で、メモがどう書かれていくかを例で見てみます。
あなた今、職員の募集は、どのようにされていますか。
相手ハローワークに出しているんですが、応募が来ても続かなくてね。
メモ「応募が来ても続かない」
あなた続かない、というところでお困りなのですね。
相手ええ。春には2人辞める予定もあって。
メモ期:春に2人退職予定
あなたそうした施設さまに、外国人材のご紹介という方法をお伝えしています。
あなた担当の者から30分ほどご説明させていただきたいのですが、来週の前半と後半では、どちらがよろしいでしょうか。
相手火曜の午後なら。施設長も一緒に聞きます。
メモ→来週火曜 午後/決:施設長も同席
ご覧のとおり、メモに書いているのは、相手の言葉を短く切り取ったものだけです。説明や感想は書いていません。これなら、相づちを打ちながらでも手が追いつきます。話し方の流れそのものは、売り込まずにアポを取る型で説明しています。
「話しながら書くのが心配」という方へ。
応募でなくて構いません。「メモを取るのが遅いのですが、大丈夫でしょうか」——その一行で、研修での練習の仕方をお返しします。
LINEで質問だけする(応募しなくて大丈夫です)→通話のあとの記録:残す4つの項目
電話を切ったら、通話中のメモをもとに記録を整えます。通話中のメモが「自分用の走り書き」なら、通話のあとの記録は「ほかの人が読んでも分かる申し送り」です。
- 通話中4つの欄だけを、記号で短く書く。相手の言葉はかぎかっこでそのまま
- 切った直後結果の区分を選び、書き切れなかったことを足す。次の電話の前に済ませる
- 山が終わったらつながりやすい時間帯が終わったところで、4つの項目を会社のシステムに整える
- 翌日の始め前の日の記録を読み、かけ直しの約束がある先を時間の順に並べる
架電システムの画面の項目は、会社によって違います。実際の入力は、会社のシステムの項目に沿って行ってください。ここでは、どの職場でも共通する考え方として、通話のあとに残したい4つの項目を説明します。
| 項目 | 書く中身の例 | 何に使うか |
|---|---|---|
| 結果の区分 | 不在・受付止まり・担当者と話した・会う約束になった・お断り・番号違い | 次にかけるかどうか、いつかけるかを決める |
| 断り文句の種類 | 「今は忙しい」「間に合っている」「担当者がいない」「必要ない」のどれか。冒頭・本題・打診のどこで言われたかも | 断られたときの返し方の練習に戻す |
| 次にかけてよい時期 | 相手が言った日時や時期、または「対象から外す」 | かけ直しの予定を立てる |
| 受付で分かったこと | 担当の部署や役職、戻られる時間、つながりやすい時間帯 | 次の電話で、取り次いでいただきやすくする |
項目の名前や選び方は、会社のシステムによって違います。ここでは記録の考え方を示しています。
同じ通話でも、書き方ひとつで、あとで役に立つ記録にも、役に立たない記録にもなります。
あとで役に立たない記録
- 「忙しそうだった」——誰が、何と言ったかがない
- 「人手不足」——相手の言葉を自分の言葉に言いかえている
- 「また今度」——次にかける日時がない
- 「NG」——どの断り文句で、どこで言われたかが分からない
- 「たぶん予算がない」——聞いていない推測を書いている
あとで役に立つ記録
- 「受付の方:今週は監査で手が離せない」
- 「事務長◯◯様:応募が来ても続かない」
- 「→来週火曜 14時以降、事務長あてに」
- 「断り:間に合っている(本題の2問目で)」
- 「決める方?」——聞けなかったことは、聞けなかったと残す
例は考え方を示すためのものです。実際の記録は、会社のシステムの項目に沿って残します。
右の列の記録には、共通点があります。誰が言ったか、相手の言葉、次の日時がそろっていることです。この3つがあれば、1週間後の自分が読んでも、担当が読んでも、同じ場面が浮かびます。
受付の方とのやりとりも、立派な記録です。担当の方のお名前や戻られる時間は、受付の方が教えてくださったことです。それを残しておけば、次の電話で「事務長の◯◯様はいらっしゃいますか」とお名前を出してお願いできます。受付の方とのやりとりそのもののこつは、受付から担当者につないでもらうで取り上げています。
断られた理由を記録する意味——4種類に分けると、練習に戻せる
断られた電話の記録は、つい「お断り」の一言で済ませたくなります。けれど、断られた理由こそ、いちばん丁寧に残したい記録です。
電話でよく聞く断り文句は、ほとんどが「今は忙しい」「間に合っている」「担当者がいない」「必要ない」の4種類に分けられます。当サイトの研修では、この4種類それぞれに返し方の型を練習します。記録で種類を分けておけば、どの断り文句で自分が止まりやすいのかが、数で見えるようになります。
もう一つの意味は、かけ直してよいかどうかの判断です。4種類は、同じ「断り」でも中身が違います。
| 断り文句 | 何の問題か | 記録に残すこと | かけ直しの考え方 |
|---|---|---|---|
| 今は忙しい | 時間の問題 | 何時ごろなら手が空くか | 相手が言った時間に。言われなければ、次のつながりやすい時間帯に |
| 担当者がいない | 人の問題 | 担当の部署や役職、戻られる時間 | 戻られる時間に合わせて |
| 間に合っている | 今の状況の問題 | 今どの方法で採用しているか | 自分の判断ではかけ直さない。扱いは会社の決まりに従う |
| 必要ない | 必要かどうかの問題 | 差し支えなければ伺えた理由 | 同じ用件で重ねてかけない。扱いは会社の決まりに従う |
| きつい言葉 | — | 言われたことを短く | 以降の対象から外す |
表は横にスクロールできます(スマートフォンの場合)。
4種類の分け方は、当サイトの研修で使っている型です。かけ直すかどうかの最終的な判断は、会社の決まりと担当の指示に従います。
「今は忙しい」と「担当者がいない」は、時間や人の問題で、話そのものを断られたわけではありません。一方、「必要ない」とはっきり言われた先に、自分の判断で何度もかけるのは、相手にとって迷惑です。断られたら引くことは、電話で守るルールの一つです。どこまでが会社の責任で、どこからが自分の守ることなのかは、守るべき法律とルールで説明しています。
もう一度かけるタイミングはどう決めるか
かけ直す日時は、記録をもとに、次の順番で決めます。迷ったときは、上の項目ほど優先します。
- 相手が日時を言った——「明日の14時過ぎなら」と言われたら、その日時が約束です。いちばん先に予定に入れます。
- 相手が時期を言った——「来月なら」と言われたら、その時期の、つながりやすい時間帯にかけます。
- 何も言われていない——不在や受付止まりで終わった電話は、次のつながりやすい時間帯(10:00〜11:30か14:00〜16:00)にかけ直します。
- はっきり断られた——自分の判断ではかけ直しません。きつい言葉の先は、記録に残して以降の対象から外します。
介護施設への電話では、12:00〜13:00は昼食の介助、16:30以降は夕食の準備と重なり、つながりにくくなります(当サイトの集計)。相手が「午後に」のように幅のある言い方をしたときは、その幅の中で、つながりやすい時間帯に近い時間を選びます。
約束した時間に、約束した方あてにかける。当たり前のようでいて、記録がなければ守れないことです。約束どおりにかかってきた電話は、それだけで「この人は信用できる」という印象を残します。
記録にかける時間——1日のどこで書くか
記録の時間は、電話の合間に無理に詰め込むものではありません。最初から、1日の中に置き場所を決めておきます。
3時間・5〜6分は当サイトの集計(2026年)で、この時間を取る前提でフルタイムの架電は1日56件ほどです。15分は、当サイトで通話のあとの記録にあてている時間です。
短い時間で働く日も、記録の15分は削りません。たとえば1日2時間の日なら、次のような置き方になります。
記録の置き場所を示すための例です。何時から何時に働くかは、働き方の形とご都合に合わせて、面談で相談して決めます。
休止の時間に記録を書かないのは、目と頭を休ませるためです。厚生労働省の情報機器作業のガイドラインは、一連続の作業が1時間を超えないようにし、次の作業までに10〜15分の休止を取ることを示しています。1日の中での時間の組み方は、1日の仕事の流れにくわしい時間割があります。
在宅で記録をつけるときの個人情報の扱い
記録の中には、施設のご担当者のお名前や役職が入ります。ここは、在宅で働くうえでいちばん気をつけたいところです。
個人情報保護委員会のガイドラインは、会社など団体そのものの情報は個人情報ではないものの、役員や従業員などに関する情報は個人情報にあたる、としています。個人情報の例としては、会社での職位や所属と本人の氏名を組み合わせた情報や、本人の氏名が含まれるなどして特定の個人が分かる音声の録音が挙げられています。つまり、「◯◯施設の事務長・◯◯様」と書いたメモは、個人情報を書いたメモです。
在宅で働く人の役目は、総務省の「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」に書かれています。テレワークで働く人の基本的な役割は、管理する側が作った「ルール」を知って理解し、守ることだとしています。そのうえで、第三者からののぞき見や、大きな声でのオンライン会議による情報の漏れ、機器の盗難が起きないよう、テレワークに適した環境で作業することを求めています。
家で起きやすい「うっかり」
- 覚えておこうと、相手のお名前を手元の紙や手帳に書き留める
- かけ直しの時間を、自分のスマートフォンの予定表に入れる
- 画面を開いたまま、来客の対応に出る
- 居間で電話をして、話の中身が家族に聞こえる
先に決めておくこと
- 書くのは会社が決めた場所だけ。紙や自分の手帳・スマートフォンには書き写さない
- かけ直しの予定も、会社のシステムの記録で管理する
- 席を離れるときは画面をロックし、終えたらログアウトする
- 電話は、家族やほかの人に聞こえにくい部屋でする
総務省「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」(第3版・2022年5月)でも、のぞき見を防ぐことと、端末から離れるときに画面をロックすることが、優先度の高い項目に挙がっています。
ほかにも、守ることは単純です。画面を写真に撮らないこと。仕事の画面を開いたパソコンを、家族と共用しないこと。家族に仕事の話をするときも、施設の名前やご担当者のお名前は出さないこと。気持ちを話すのは構いませんが、相手が特定できる話はしません。
迷ったときは、自分で判断せず、担当に聞いてください。「このメモはどうすればいいですか」と聞くことは、少しも恥ずかしいことではありません。名簿の管理や、在宅で働く人にどんな決まりを守ってもらうかを決めるのは、会社の責任です。法律の全体像は、守るべき法律とルールにまとめています。
記録を見直して上達する
記録は、残すだけでは半分です。見直して、次の電話を1か所だけ変える。その繰り返しが、上達の正体です。
63歳でテレアポ歴12年の方は、入社したころのことを、こう書いています。
「諦めないでよかった。頑張った先の、安定の月80万」
上司に聞いても「これを繰り返しやって」と言われるだけ。
でも、その「これを繰り返し」が確実にアポにつながっていることを実感。
口コミの題名にある月80万円は、長い経験を持つ上位の方の結果で、全員が届く数字ではありません。ここで読んでいただきたいのは、同じ型を繰り返したという部分です。繰り返すときに、何がうまくいき、何がうまくいかなかったかを残しておくのが記録です。記録があると、「同じことを繰り返している」のではなく、「1か所ずつ変えながら繰り返している」ことが、自分でも分かるようになります。
- 1週間分の結果を数える——会う約束、お断り、不在、受付止まりの数を数えます。数字はよし悪しを決めるためではなく、自分の位置を知るためのものです。
- 断り文句を4種類で数える——いちばん多かった断り文句がどれかを見ます。
- 止まった段階を見る——冒頭・本題・打診のどこで終わった電話が多いかを見ます。冒頭が多いなら名乗りと間、打診が多いなら要約の仕方が見直しどころです。
- 次の週に試す一言を1つ決める——いちばん多い断り文句と段階の組み合わせから、試す一言を1つだけ決めます。いくつも変えると、何が効いたのか分からなくなります。
- 担当と答え合わせをする——決めた一言を担当に見せ、うまくいかなかった通話を一緒に振り返ります。
1本の通話を聞き直すやり方は、売り込まずにアポを取る型で紹介しています。こちらの手順は、1週間分の記録をまとめて見るためのものです。両方を組み合わせると、「全体の傾向」と「1本の中身」の両方から、直す場所が見えてきます。
記録のつけ方は、研修の2週間でも、画面を見ながら一つずつ覚えます。最初から上手に書ける方はいません。研修の進み方は研修の中身(2週間)にまとめています。
この仕事が合わない方
記録の大切さを書いてきたので、合わない方についても書いておきます。
- 記録を書くのが面倒で、電話だけしていたい方——フルタイムなら、1日約3時間を準備と記録に使います
- 覚えたことを自分のノートに書きためたい方——名簿や記録の中身は、会社のシステムの外に写しません
- 静かに話せる部屋を用意できない方——通話の声や画面を、家族やほかの人から離して扱う必要があります
- 決められた書き方に合わせるのが苦手な方——記録は担当や商談代行チームも読むので、会社の項目に沿って書きます
「書くのは得意だけれど、話しながらは自信がない」という方へ。
「手書きのメモに慣れています。パソコンへの入力は遅いのですが大丈夫ですか」など、気になることをそのまま送ってください。研修での覚え方と、最初の進め方をお返しします。
質問・応募のフォームへ(入力5分ほど)→よくある質問
テレアポのメモは何を書けばいい?
通話中に書くのは4つです。相手のお名前と役職、困りごと(相手の言葉のまま)、時期、次に話す日時。通話のあとには、結果の区分、断り文句の種類、次にかけてよい時期、受付で分かったことを、会社のシステムの項目に沿って残します。説明や感想は書かず、相手の言葉と日時を正確に残すことを優先します。
通話中にメモを取るコツは?
全部を書こうとせず、単語と記号だけを書くことです。相手の言葉はかぎかっこでそのまま、時期は「期」、次の日時は「→」のように、自分の記号を決めておくと速くなります。相手が話している間は相づちを優先し、書くのは復唱する間に。数字と固有名詞は、復唱して確かめてから書くと聞き違いも防げます。
テレアポの記録はなぜ大事?
記録を読むのが自分だけではないからです。同じ施設に日を改めてかけ直すとき、取れたアポイントを商談代行チームに引き継ぐとき、うまくいかなかった通話を担当と振り返るときの3つの場面で使われます。1日に何十件もかけると通話の中身はすぐに混ざるので、書いたものだけが見直しの材料になります。
架電記録にはどんな項目がある?
項目の名前は会社のシステムによって違いますが、考え方として大事なのは4つです。結果の区分(不在・受付止まり・担当者と話した・会う約束・お断りなど)、断り文句の種類、次にかけてよい時期、受付で分かったこと(担当の部署や戻られる時間)です。実際の入力は、会社のシステムの項目に沿って行います。
もう一度かけるタイミングはどう決める?
相手が言った日時や時期に合わせるのが基本です。日時を言われたらそれが約束で、時期を言われたらその時期のつながりやすい時間帯にかけます。何も言われていない不在や受付止まりは、次のつながりやすい時間帯(10:00〜11:30か14:00〜16:00)に。はっきり断られた先には自分の判断でかけ直さず、きつい言葉の先は以降の対象から外します。
断られた理由は記録したほうがいい?
記録したほうがいいです。断り文句は「今は忙しい」「間に合っている」「担当者がいない」「必要ない」の4種類にほぼ分けられます。種類と言われた段階を残しておくと、自分がどこで止まりやすいかが数で見えます。かけ直してよいかどうかの判断にも使います。時間や人の問題で終わった電話と、はっきり断られた電話では、その後の扱いが違うからです。
在宅で記録をつけるときの個人情報の扱いは?
施設のご担当者のお名前や役職は個人情報にあたります。会社が決めた場所にだけ書き、紙や自分の手帳・スマートフォン・パソコンのメモ帳など、会社のシステムの外には書き写しません。画面を写真に撮らず、席を離れるときは画面をロックし、終えたらログアウトします。電話は家族に聞こえにくい部屋でします。決まりは会社が定めるので、迷ったら担当に聞いてください。
話しながら書くのが苦手です。それでもできますか?
できます。通話中に書くのは4つだけで、文章ではなく単語と記号で書くので、慣れると相づちを打ちながらでも手が追いつきます。書き切れなかったことは、切った直後に足せば十分です。当サイトでは、研修の2週間で記録のつけ方も画面を見ながら練習し、その間はお客様に電話をかけません。
メモは紙とパソコンのどちらに書けばいいですか?
会社が決めた場所(会社のシステムなど)に書きます。ご担当者のお名前や通話の中身を、紙や自分のノート・スマートフォンに書き写すことはしません。パソコンの中でも、自分で作ったファイルやメモ帳には残しません。手書きに慣れている方は、最初は入力をもどかしく感じるかもしれませんが、通話中に書くのは記号を使った短い言葉だけです。入力の仕方は、研修で画面を見ながら練習します。
記録にはどれくらい時間がかかりますか?
当サイトの集計では、フルタイムで働く方は8時間のうち約3時間を、かける前の準備とかけたあとの記録に使っています。1件にかける5〜6分も、記録まで含めた時間です。1日2時間ほど働く日でも、通話のあとの15分は記録と見直しにあてます。
受付の方とのやりとりも記録しますか?
記録します。担当の方の部署や役職、戻られる時間、つながりやすい時間帯は、受付の方が教えてくださった大切な情報です。残しておけば、次の電話でお名前を出して取り次ぎをお願いでき、同じ説明を繰り返さずに済みます。受付の方への伝え方は受付から担当者につないでもらうにまとめています。
書いた記録は誰が読みますか?
読むのは、主に3つの立場の人です。次にかけ直すときのあなた自身、取れたアポイントを引き継ぐ商談代行チーム、うまくいかなかった通話を一緒に振り返る担当です。ほかの人が読んでも同じ場面が浮かぶように、誰が言ったか、相手の言葉、次の日時の3つをそろえて残してください。
追伸——記録は、明日の自分への申し送りです
介護や看護の現場には、次の勤務の人へ様子を引き継ぐ「申し送り」があります。テレアポの記録も、それに近いものです。今日の自分が聞いた言葉を、明日の自分と、商談に向かう人へ、まちがいなく手渡すためのものです。
話しながら書けるか不安に思う方は、それだけ記録を丁寧に扱おうとしている方でもあります。書くことに少しでも心配があれば、そのまま一行で送ってみてください。
根拠と参照(Evidence & Reference)
- フルタイムの8時間のうち約3時間が準備と記録・1件5〜6分(記録まで含む)・通話のあとの15分を記録に使う・フルタイムの架電1日56件ほど・つながりやすい時間帯:当サイトの集計(2026年)。
- 断り文句4種類(「今は忙しい」「間に合っている」「担当者がいない」「必要ない」)と、冒頭・本題・打診の3段階:当サイトの研修の内容(2026年10月時点)。
- 団体そのものの情報は個人情報に当たらないが、役員・従業員等に関する情報は個人情報に当たること、職位・所属と氏名を組み合わせた情報や音声録音情報の例:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」2-1(平成28年11月・令和8年6月一部改正。2026年10月8日に確認)。
- テレワーク勤務者の基本的な役割(ルールの認識・理解・遵守)と、のぞき見・大声のオンライン会議・機器の盗難への注意:総務省「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」(2021年5月)16ページ。のぞき見防止と離席時の画面ロック:総務省「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」第3版(2022年5月)の項目4-1・4-2(いずれも2026年10月8日に確認)。
- 休止の取り方の目安(一連続の作業が1時間を超えないようにし、次の作業までに10〜15分の休止):厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(2026年10月8日に確認)。
- 研修中の時給1,300円から(パート)・業務委託の成果報酬1アポイント20,000円・初期費用0円(登録料・研修費・教材費・保証金):募集要項(2026年10月時点の条件)。
- アポイント獲得率3〜7%(100件かけて3件、調子が良いと7件。分母は不在・受付止まりを含む総架電件数):当サイトの自社集計(2026年9月。6月の集計も同じ範囲)。集計方法は数字の根拠。
- 業界の一般的な目安1〜2%:テレアポ業界で広く言われている水準の引用で、当サイトの測定値でも公式統計でもありません。
- 指導責任者・川嶋 貴大のテレアポ大会7年連続優勝(2018年〜2024年)。
- 口コミ:Indeed(運営会社の企業ページのクチコミ)。個人の体験で、同じ結果を約束するものではありません。
質問・応募する
必須のご入力は5項目だけです。応募でなく、質問だけで終えていただいても構いません。応募される場合は、送信のあとに履歴書・職務経歴書の出し方をご案内します。
こう書いて送っていただければ、お答えします
「メモを取るのが遅いのですが、大丈夫でしょうか」
→ 通話中に書く4つの欄と、研修での練習の仕方をお伝えします。
「自宅に静かな部屋がありません。記録の扱いは大丈夫でしょうか」
→ 在宅で守っていただく決まりと、環境の整え方をご説明します。
「パソコンへの入力に自信がありません」
→ 使う道具と、記録を入力する画面の覚え方をお返しします。
送信いただいた内容は、ご連絡と選考にだけ使います(プライバシーポリシー)。第三者へお渡しすることはありません。費用は一切かかりません(登録料・研修費・教材費・保証金すべて0円)。お断りいただいた方へ、こちらから重ねてご連絡することはありません。数か月あけてからのご相談も歓迎です。
フォームより気軽に、LINEで質問する採用担当が返信します(平日9:00〜18:00)
この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、収入や成果を保証するものではありません。報酬には成果報酬が含まれるため、記載の金額は目安で、成果には個人差があります。数字は当サイトの集計(アポイント獲得率は2026年9月、収入の分布は2026年6月、フルタイムの中央値は2026年7月)と、2026年10月時点の募集条件にもとづきます。応募の条件に年齢・性別・婚姻の有無はありません。「おひとりさま」は、一人分の暮らしを自分の収入で支えている状況を指すこのサイトの呼び名です。
最終更新日:2026年10月8日|監修:川嶋 貴大/編集:おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部