テレアポの受付突破のコツ|受付の方に担当者へ取り次いでもらう伝え方と、「不在です」「資料を送って」への答え方

監修:川嶋 貴大(テレアポ大会7年連続優勝 2018-2024・現役テレフォンアポインター)/編集:おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部
公開:2026年10月8日/最終更新:2026年10月8日

「担当の者は、ただいま席を外しております」。テレアポの仕事でいちばん多く耳にするのは、きつい断りの言葉ではなく、この穏やかな一言かもしれません。受付で止まるたびに、「また通してもらえなかった」と肩を落とす方もいるでしょう。

けれど、受付の方はあなたの前に立つ壁ではありません。毎日たくさんの電話を受け、担当者につなぐ電話を選んでいる、取り次ぎの役目を持った方です。当サイトの集計では、100件かけて担当者と話せるのは約30件で、残りの7割は不在・受付止まり・番号違いで終わります(2026年)。受付の方との短いやりとりは、1日のうちでいちばん多く繰り返す会話の一つです。

この記事では、受付の方の立場と、介護施設で最初に電話に出る方の例から始めます。そのうえで、取り次いでもらえる伝え方の3点、「不在です」「資料を送って」と言われたときの答え方、嘘をつかない理由までを、例文つきでお伝えします。

結論:受付の方を協力者と考え、用件・担当・かけ直す時間の3点をそろえます

結論

受付を通るいちばんのコツは、受付の方を「突破する相手」ではなく、「担当の方に取り次いでくれる協力者」として扱うことです。そのうえで、次の3点をそろえます。

  1. 用件を短く、隠さずに伝える(会社名・名前・何の電話か)
  2. 担当の部署や役職をうかがう(お名前より先に)
  3. 不在なら、かけ直してよい時間をうかがって記録に残す

当サイトの集計では、100件かけて担当者と話せるのは約30件です(2026年)。介護施設なら、10:00〜11:30と14:00〜16:00がつながりやすい時間です。嘘、知り合いのふり、強引な取り次ぎの要求はしません。一度失った信頼は、同じ施設へかける次の電話にも響くからです。

「受付突破」という言葉は、相手をくぐり抜ける場面を思わせます。けれど実際には、受付の方が「この電話なら担当者につないでよい」と判断できる材料を渡せるかどうかで、結果が分かれます。ここから、その材料が何なのかを、受付の方の側から見ていきます。

受付の方は、何を守るために電話に出ているのか

受付の方の仕事は、かかってくる電話を、それぞれ正しい相手に届けることです。介護施設なら、利用者のご家族、ケアマネジャー、取引先、行政、求職者、そして営業の電話が、同じ番号にかかってきます。担当者が仕事を止めて出るべき電話かどうかを、受付の方が最初に見分けています。

もう一つの役目は、施設を守ることです。施設には、利用者や職員の大切な情報があります。誰からなのか、何のためなのかがはっきりしない電話や、職員の名前だけを聞き出そうとする電話には、慎重になって当然です。受付の方が取り次ぎをためらうのは、意地悪ではなく、仕事を正しくこなしている証拠です。

図1受付の方が電話を受けながら考えていること
1誰からの電話か会社名と名前が聞き取れないと、取り次ぐかどうかを決められません
2何の用件か用件が分かって初めて、どの部署の誰につなぐかを決められます
3担当者を呼ぶほどの電話か担当者の手を止めてまでつなぐ電話かどうかを考えています
4施設を守れるか目的のはっきりしない電話には、慎重になるのが役目です

この4つを並べると、こちらがすることが見えてきます。受付の方の頭の中にある問いに、先に答えてしまうことです。誰から、何の用件で、どの担当の方に話したいのか。それが最初の数秒でそろえば、受付の方は迷わずに済みます。

逆に、用件の分からない電話を受けた受付の方にとって、いちばん安全な答えは「担当は不在です」です。不在と言われる電話の中には、本当に席を外している場合もあれば、判断の材料がないために、そう答えるしかなかった場合もあると考えてください。

介護施設に電話すると、最初に出るのはどんな方か

当サイトで扱う電話の多くは、介護施設に特定技能の外国人材をご紹介するためのもので、相手は施設の採用ご担当者です。ただ、最初に電話に出るのが採用のご担当者とは限りません。誰が出るかは、施設の大きさや種類、時間帯によって違います。

表1|介護施設で電話に出る方の例と、こちらが気をつけたいこと
出る方の例よくある場面気をつけたいこと
事務の方事務所のある、比較的大きな施設用件を一度で伝え、採用のご担当の部署をうかがう
生活相談員の方利用の相談や連絡の窓口を兼ねている施設ご家族からの相談と区別がつくよう、最初に会社名と用件を言う
施設長・管理者の方職員の少ない、小さな事業所決める方がいきなり出ることもある。話してよいか、時間の確認を先にする
介護の職員の方事務の方が席を外している時間など介助の途中のことがある。短く用件を伝え、戻る時間をうかがう

一般的によく見られる例をまとめたもので、施設によって違います。誰が出るかを決めつけず、相手の答えに合わせてください。

朝の9時台には、夜勤明けの職員の方が電話に出ることもあります。長い勤務のあとで疲れている方に、長い前置きは負担です。誰が出ても同じように、名乗りと用件を一度で、ゆっくり伝えるのが基本です。

施設名の読み方に自信がないときは、先に確かめて構いません。「恐れ入ります、(施設名)さまでいらっしゃいますか」と聞けば、読み方を確かめながら、かけ先が正しいかも確かめられます。番号違いも7割の中に入っているので、この一言で早く気づけます。

100件かけて、担当者と話せるのは約30件

受付でのやりとりが大切な理由は、数字にも表れています。

図2100件かけたとき、担当者と話せる電話の数
かけた電話 100件不在・受付止まり・番号違いを含むすべての電話
担当者と話せた 約30件7割は、担当者と話す前に終わります

出典:当サイトの集計(2026年)。時間帯や相手の状況で変わります。この図では、受付で止まった電話だけの割合は分けていません。

7割と聞くと、気持ちが沈むかもしれません。けれど、この中には「担当は午後2時に戻ります」と分かった電話も含まれています。戻る時間を聞けた電話は、終わった電話ではなく、次の電話の下ごしらえです。受付の方とのやりとりを丁寧にするほど、次の1本で担当者と話せる見込みが上がります。

1日の中でどの時間に電話を寄せるか、1日に何件かけるのかは、1日に何件かけるのかでくわしく書いています。

取り次いでもらえる伝え方の3点

受付の方への伝え方は、3つにまとめられます。どれも、受付の方が判断に使う材料を渡すためのものです。

図3受付で伝えること・うかがうこと(3点)
  1. 用件を短く、透明に伝える会社名・名前・何の電話かを、一度で言う。前置きは短く
  2. 担当の部署や役職をうかがうお名前より先に、採用を受け持っている部署や役職を聞く
  3. かけ直す時間をうかがう不在なら、戻る時間とかけ直してよい時間を聞き、記録に残す

①用件を短く、透明に伝える

「透明に」とは、何の電話なのかを隠さないことです。会社名・名前・用件の3つを、最初の数秒で、区切りながら伝えます。用件は「介護職員の採用のことで」のように、短い一言で足ります。制度の説明や、こちらの会社の紹介を受付の方に長く話す必要はありません。それは担当者と話すときの中身です。

用件を一度で伝える例(実際の台本とは言い回しが違います)

あなたお忙しいところ恐れ入ります。

あなた(会社名)の◯◯と申します。

あなた介護職員の採用のことで、お電話いたしました。

相手はい、採用のことですね。

あなた恐れ入りますが、採用を受け持っていらっしゃる方に、おつなぎいただけますでしょうか。

最初の名乗りは、会社名と名前のあいだで一呼吸おくと、聞き取りやすくなります。冒頭の間の取り方そのものは、売り込まずにアポを取る型で説明しています。

②担当の部署や役職をうかがう

担当の方のお名前が分からないときは、名前より先に、部署や役職をうかがいます。「採用は、どなたがご担当でいらっしゃいますか」と聞けば、「事務長です」「施設長が見ています」のように、役職で答えてもらえることもあります。

役職が分かれば、次からは「事務長さまはいらっしゃいますか」と、最初から行き先をはっきりさせて電話をかけられます。受付の方にとっても、誰につなげばよいかを考える手間が減ります。お名前は、そのあとで「差し支えなければ」と添えてうかがえば十分です。

③かけ直す時間をうかがう

担当の方が不在なら、戻る時間と、かけ直してよい時間をうかがいます。ここで聞いた時間は、必ず記録に残します。次の電話では、「先ほど、午後2時ごろにお戻りとうかがいましたので、改めてお電話いたしました」と伝えられます。

受付の方の言葉を、こちらがきちんと覚えていて、そのとおりにかけ直す。それだけで、「さっきの電話の人だ」と思い出してもらえることがあります。約束した時間を守ることは、受付の方への何よりのお礼になります。

「受付で止まるのが怖い」と感じたら、その気持ちのまま聞いてください。

応募でなくて構いません。「受付で何を言えばいいのか不安です」——その一行で、研修でどう練習するかをお返しします。

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嫌がられる頼み方と、協力してもらえる頼み方

同じ「担当の方をお願いします」でも、頼み方しだいで受付の方の受け止め方は変わります。違いは、言葉のうまさではなく、受付の方の判断に配慮しているかどうかです。

図4受付の方に嫌がられる頼み方・協力してもらえる頼み方

嫌がられる頼み方

  • 名乗りが速く、会社名が聞き取れない
  • 用件を言わずに「責任者の方を」とだけ求める
  • 受付の方の答えを待たず、同じお願いを繰り返す
  • 急ぐ理由のない電話で「急ぎなので」と急がせる
  • 不在と言われると、何も聞かずに切る

協力してもらえる頼み方

  • 名乗り・用件・お願いを、区切ってこの順に言う
  • 受付の方が判断できる材料(用件と相手の部署)を渡す
  • 受付の方の答えを「さようでございますか」と受け止める
  • 不在なら、戻る時間をうかがってからお礼を言う
  • 次の電話で、受付の方から聞いた時間を伝える

「嫌がられる頼み方」の欄は、一般的によく見られる頼み方をまとめたもので、特定の会社を指すものではありません。

嫌がられる頼み方に共通するのは、受付の方を「早く通り過ぎたい場所」として扱っていることです。協力してもらえる頼み方は、受付の方を、担当者までの道を一緒に考えてくれる人として扱っています。同じ番号に何度もかかってくる電話の様子を、受付の方が覚えていることもあります。

うまくいかない電話も、言い方を少し直すだけで進むことがあります。別のテレアポ会社で3年働いてから移ってきた方は、教わったことを試したときの様子を、こう書いています。

「3年間の常識を覆した、[運営会社]で得た驚異のテレアポスキル」

かけても話を聞いてもらえない時、本部長に5分アドバイスをもらってトークを試すと、

驚くことに話が進むのです。

出典:Indeed(運営会社の企業ページのクチコミ)/栃木県足利市・テレアポ・2024年7月11日投稿。原文の一部をそのまま引用しています(題名の社名は[運営会社]と表記)。個人の体験で、同じ結果を約束するものではありません。

この口コミは受付に限った話ではありませんが、直すのは才能ではなく言い方だ、という点は受付でも同じです。当サイトでは、うまくいかなかった通話を担当と一緒に聞き直し、どこで止まったかを確かめます。

「担当者は不在です」と言われたら

「担当者は不在です」には、2つの場合があります。本当に席を外している場合と、やんわり断っている場合です。電話口でどちらなのかを見分ける必要はありません。どちらの場合も、同じ順番で答えます。

「担当者がいない」は、当サイトの研修で練習する断り文句4種類の一つです。返し方は、ほかの断り文句と同じ3ステップです。まず受け止め、次に質問で戻る時間を確かめ、最後にかけ直す時間を2つの選択肢で示します。

「不在です」と言われたときの例(考え方を示す例です)

相手あいにく、担当は外出しております。

あなたさようでございますか。お忙しいところ失礼いたしました。

あなた何時ごろお戻りのご予定でしょうか。

相手夕方には戻ると思いますが。

あなたありがとうございます。では、明日の午前と午後では、どちらがおつなぎいただきやすいでしょうか。

この例で翌日を選んでいるのには、理由があります。介護施設では、16:30を過ぎると夕食の準備に入る時間帯です。戻ったばかりの担当者に、慌ただしい時間に電話をかけるより、翌日のつながりやすい時間を選んだほうが、落ち着いて話を聞いていただけます。

表2|不在のときにうかがう3つのことと、記録に残すこと
うかがうこと聞き方の例記録に残すこと
戻る時間「何時ごろお戻りのご予定でしょうか」戻る時刻と、それを聞いた日時
かけ直してよい時間「明日の午前と午後では、どちらがよろしいでしょうか」次にかける日と時間帯
担当の方のお名前「差し支えなければ、ご担当の方のお名前をうかがってもよろしいでしょうか」お名前(うかがえなければ部署や役職)

言い回しは考え方を示す例です。実際の台本の言い回しは研修でお渡しします。

受付の方が「こちらから折り返させます」と言ってくださる場合もあります。そのときの答え方は、このあとの「折り返し」の項でお伝えします。

担当者の名前は、聞いてもいいのか

聞いて構いません。ただし、「差し支えなければ」と添えて、理由も一言伝えます。「次にお電話するときに、お名前でおつなぎいただけるように」と言えば、何のために聞くのかが伝わります。

教えていただけなかったら、そこで引きます。施設によっては、職員の名前を外部に伝えない決まりにしているところもあります。重ねて聞くと、受付の方を困らせ、「名前を聞き出そうとする電話」に見えてしまいます。お名前が分からなくても、部署や役職が分かっていれば、次の電話は十分に組み立てられます。

うかがったお名前は、会社のシステムの記録にだけ残します。法人あての電話でも、担当者のお名前は個人の情報です。紙に書き写して手元に置いたり、ご自分のスマートフォンに控えたりはしないでください。扱い方の決まりは守るべき法律とルールにまとめています。

受付の方ご自身のお名前は、無理にうかがう必要はありません。名乗っていただけたときに、記録に残しておけば十分です。

「資料を送って」と言われたら

受付の方から「資料があれば送っておいてください」と言われることがあります。関心を持ってくださった場合もあれば、電話を早く終えるための、やわらかな言い方の場合もあります。

ここで大切なのは、その場で約束できないことを言わないことです。資料を送れるかどうか、何を送るのか、どの方法で送るのかは、あなたがその場で決めることではありません。会社の決まりと、担当の指示に従います。「すぐにお送りします」と言ってしまうと、守れなかったときに信頼を失います。

そのうえで、この一言はチャンスでもあります。資料を誰がご覧になるのかをうかがえば、採用を受け持っている方の部署や役職が分かるからです。

「資料を送って」と言われたときの例(考え方を示す例です)

相手資料があれば、送っておいてください。

あなたありがとうございます。資料のお送りについては、社内の決まりを確かめてからご案内いたします。

あなた差し支えなければ、ご覧になるのは採用をご担当の方でしょうか。

相手ええ、事務長が見ると思います。

あなた事務長さまですね。ありがとうございます。

通話のあとは、「資料の希望あり・事務長さまがご覧になる」と記録に残し、その後の扱いを担当に確かめます。資料の話から、次に話すべき方が分かることもあります。

担当者に折り返しをお願いしてもいいのか

折り返しをお願いすること自体は、失礼ではありません。ただ、介護施設には現場の仕事と掛け持ちをしている担当の方もいて、こちらに電話をかけ直すのは、相手の手間を一つ増やすことでもあります。基本は、こちらからかけ直す時間をうかがう形がおすすめです。

当サイトでは、電話は会社のシステムを通してかけるので、あなたの電話番号が相手に表示されることはありません。相手から折り返しの電話を受けるかどうか、受けるならどの番号をどう伝えるかは、会社の決まりに従います。ご自分の携帯電話の番号を、その場で伝えることはしないでください。

受付の方から「折り返させます」と言っていただいたときは、まずお礼を伝えます。そのうえで、「お手数をおかけしますので、こちらから改めてお電話いたします。何時ごろがよろしいでしょうか」と、相手の手間を減らす形をご提案すると、話がまとまりやすくなります。

嘘・なりすまし・強引な取り次ぎ要求をしない理由

受付を通るための「裏技」として、事実と違うきっかけを言う方法が語られることがあります。けれど当サイトの型では、こうした方法は使いません。

図5受付でしないこと
しない知り合いや取引先のふりをする初めての相手に「いつもお世話になっております」と言い、取引のある会社のように装わない
しないありもしない約束を持ち出す「お電話をいただいた件で」「以前お話しした件で」など、事実でないきっかけを言わない
しない会社名や用件を隠す個人の名前だけを名乗ったり、用件をぼかしたりしない
しない強引に代わってもらおうとする「いいから代わってください」と、受付の方を責めるように頼まない

理由は3つあります。1つ目は信頼です。嘘は、担当者と話せば、たいていすぐに分かります。そのとき失うのは、その1本の電話だけではありません。その施設に、同じ会社から電話をかける次の機会まで閉ざしてしまいます。

2つ目は苦情です。だまされたと感じた施設は、会社に苦情を伝えることがあります。当サイトでは苦情は会社が受けて対応しますが、苦情につながる電話は、あなた自身の気持ちも削ります。

3つ目は法令です。消費者(個人)に電話で勧誘する場合、特定商取引法は、勧誘の前に事業者名や電話の目的などを告げるよう事業者に求めています(第16条)。事実と違うことを告げる勧誘も禁じています(第21条)。法人が営業のために結ぶ契約は、原則としてこの決まりの適用除外です(第26条)。それでも当サイトでは、相手が法人でも、最初に会社名・名前・用件を伝えることを、電話で守るルールにしています。くわしくは守るべき法律とルールをご覧ください。

正直に名乗る電話は、通る数が少なく見えるかもしれません。けれど、正直に名乗って取り次がれた電話は、担当者と話し始めたときに、すでに信頼の土台ができています。そのあとの30分のお願いも、その土台の上に乗せることができます。

介護施設の1日と、受付につながりやすい時間

受付の方とのやりとりは、かける時間でも変わります。忙しい時間にかけると、受付の方とのやりとりも短くなりがちです。

図6介護施設の1日と、電話をかける時間・かけ直す時間の目安
9:00つながりやすさはやや低め9:00〜10:00は、担当者と話せる見込みがやや低めの時間です。前日に聞いたかけ直しの予定を確かめておきます
10:00午前の電話の山10:00〜11:30は、担当者につながりやすい時間です。新しくかける先も、かけ直しもここに寄せます
12:00昼食の介助12:00〜13:00は昼食の介助の時間です。受付の方とのやりとりも短くなりがちなので、かけ直しの約束を入れません
14:00午後の電話の山14:00〜16:00は、担当者につながりやすい時間です。午前に不在だった先への、かけ直しの第一候補です
16:30夕食の準備16:30以降は夕食の準備に入る時間です。この時間に戻ると聞いたら、翌日の午前か午後を提案します

出典:当サイトの自社集計(2026年)。施設や地域によって違います。当サイトの稼働は平日9時〜18時で、夜間・早朝・土日祝の稼働はありません。

かけ直しの約束を、つながりやすい時間の中に入れておくことが大切です。受付の方に「明日の午前と午後では」と2つの選択肢を出すときも、この2つの山の中から選びます。

受付で聞いたことは、記録に残す

受付でのやりとりは、ほんの数十秒です。それでも、そこで聞いたことを残すかどうかで、次の電話が変わります。

表3|受付のやりとりのあとに残すことと、次の電話での使い方
残すこと例次の電話での使い方
受付の方の答え外出中・会議中・採用はしていない断り文句4種類のどれに近いかを見て、返し方を見直す
担当の部署・役職採用は事務長さま最初から「事務長さまをお願いいたします」と言える
戻る時間・かけ直す日時明日の14時以降つながりやすい時間に、約束どおりかけ直す
お名前(うかがえた場合)(お名前)お名前でおつなぎいただける
資料などのご希望資料の希望あり担当に扱いを確かめ、その指示に従う

記録は、会社のシステムの項目に沿って残します。会社のシステムの外(紙やご自分のスマートフォンなど)に書き写さないでください。

記録の残し方そのものは、通話メモと記録の残し方でくわしく取り上げています。受付で聞いた言葉を、言いかえずにそのまま残すのが基本です。

受付の方に取り次いでもらう電話の進め方

ここまでの内容を、1本の電話の流れにまとめます。

  1. かける前に、施設名と用件の一言を声に出す——施設名の読み方を確かめ、「介護職員の採用のことで」という一言を一度声に出してから電話をかけます。
  2. 名乗り・用件・お願いを区切って言う——会社名と名前のあとに一呼吸、用件のあとに一呼吸おき、最後に取り次ぎをお願いします。
  3. 答えを受け止めてから、部署や役職をうかがう——「さようでございますか」と受け止めてから、採用を受け持っている部署や役職をうかがいます。
  4. 不在なら、かけ直す時間を2つから選んでもらう——戻る時間をうかがい、つながりやすい時間帯の中から2つの候補を示します。
  5. お礼を言って切り、すぐに記録する——受付の方にお礼を伝えて切り、部署・役職・次にかける日時をシステムに残します。

この考え方が合わない方

受付の方を協力者として扱う、という考え方は、当サイトの型の土台です。次のような方には、合わないかもしれません。

受付でのやりとりについて聞いてみる

「受付で何度も止まりそうで不安です」——その一言で構いません。

「担当者がいない」と言われたときの返し方は、研修で練習する断り文句4種類の一つです。不安なところを書いて送っていただければ、どこから練習すればよいかをお返しします。

質問・応募のフォームへ(入力5分ほど)→

よくある質問

テレアポで受付を突破するコツは?

受付の方を「突破する相手」ではなく、「担当の方に取り次いでくれる協力者」と考えることです。そのうえで、会社名・名前・用件を短く隠さずに伝え、採用を受け持っている部署や役職をうかがい、不在ならかけ直してよい時間をうかがいます。当サイトの集計では、100件かけて担当者と話せるのは約30件で、受付でのやりとりは毎日いちばん多く繰り返す会話の一つです(2026年)。

「担当者は不在です」と言われたらどうする?

「さようでございますか」と受け止めてから、戻る時間をうかがい、かけ直す時間を2つの選択肢で示します。本当に不在なのか、やんわり断っているのかを見分ける必要はありません。聞いた時間は記録に残し、つながりやすい10:00〜11:30か14:00〜16:00の中で、約束どおりにかけ直します。

テレアポで担当者の名前を聞いてもいい?

聞いて構いません。「差し支えなければ」と添え、「次にお電話するときにお名前でおつなぎいただけるように」と理由も一言伝えます。教えていただけなかったら、重ねて聞かずに引き、部署や役職をうかがいます。うかがったお名前は、会社のシステムの記録にだけ残します。

介護施設に電話すると最初に誰が出る?

施設の大きさや種類、時間帯によって違います。一般的な例では、事務所のある施設では事務の方、相談の窓口を兼ねている施設では生活相談員の方、職員の少ない小さな事業所では施設長・管理者ご本人が出ることがあります。事務の方が席を外している時間には、介護の職員の方が出ることもあります。誰が出ても、会社名・名前・用件を一度で伝え、採用を受け持っている部署や役職をうかがうのが基本です。

テレアポの受付突破で嘘をつくのはだめ?

だめです。知り合いや取引先のふりをする、「お電話をいただいた件で」と事実でないきっかけを言う、会社名や用件を隠す。こうした方法は、担当者と話せばたいていすぐに分かり、その施設への次の電話まで閉ざします。苦情のもとにもなります。消費者への電話勧誘では特定商取引法が名乗ることを求めていて、当サイトでは相手が法人でも、最初に会社名・名前・用件を伝えることをルールにしています。

受付で「資料を送って」と言われたら?

その場で「すぐにお送りします」と約束せず、資料のお送りは社内の決まりを確かめてからご案内すると伝えます。資料を送れるかどうかや送り方は、会社の決まりと担当の指示に従います。そのうえで「ご覧になるのは採用をご担当の方でしょうか」とうかがうと、次に話すべき方の部署や役職が分かることがあります。

担当者に折り返しをお願いしてもいい?

失礼ではありませんが、相手に手間を一つ増やすので、基本はこちらからかけ直す時間をうかがう形がおすすめです。当サイトでは、あなたの電話番号は相手に表示されず、折り返しの電話を受けるかどうかやその伝え方は、会社の決まりに従います。ご自分の携帯電話の番号を、その場で伝えることはしないでください。

受付で「営業のお電話はお断りしています」と言われたら?

お礼を言って電話を終えます。施設の方針として断っている、という答えは、はっきりした断りと受け取ります。当サイトでは、断られたら引くことを電話で守るルールにしています。記録に「お断り」と残せば、その先の扱いは記録をもとに会社が決めます。あなたが自分の判断でかけ直すことはありません。

受付の方には、用件をどこまで話せばいい?

「介護職員の採用のことで」のような一言で足ります。制度の説明や会社の紹介は、担当の方と話すときの中身で、受付の方に長く話す必要はありません。受付の方から用件をくわしく聞かれたときは、外国人材のご紹介の件であることを短く伝え、くわしくは担当の方にご説明したい、とお願いします。

同じ施設に何回かけ直してもいい?

受付で聞いた時間にかけ直すのは問題ありません。ただし、はっきり断られた先には、同じ用件でかけ直しません。かけ直してよいかどうかは、あなたの記憶ではなく、会社のシステムの記録とその決まりで判断します。不在が続くときは、時間帯を変えて、受付の方にかけやすい時間をうかがい直します。

追伸——受付の方は、あなたの「次の1本」を一緒に決めてくれる人です

受付で止まった電話は、失敗のように感じます。けれど、戻る時間をうかがえた電話は、次の1本の約束を一つ作った電話です。

正直に名乗り、受付の方の答えを受け止め、聞いた時間にきちんとかけ直す。地味なことの繰り返しですが、その誠実さは、電話の向こうの受付の方にも伝わります。

受付のやりとりで不安なことがあれば、一行だけ送ってみてください。

根拠と参照(Evidence & Reference)

  • 100件かけて担当者と話せるのは約30件(7割は不在・受付止まり・番号違い)・時間帯ごとのつながりやすさ(10:00〜11:30・14:00〜16:00がつながりやすく、12:00〜13:00は昼食の介助、16:30以降は夕食の準備):当サイトの自社集計(2026年)。
  • 断り文句4種類(今は忙しい・間に合っている・担当者がいない・必要ない)と、受け止める→質問で返す→選択肢を2つ出す、の3ステップ・最初に名乗る/断られたら引くなどの電話で守るルール:当サイトの研修の内容(2026年10月時点)。例文は考え方を示すもので、実際の台本とは言い回しが違います。
  • 電話は会社のシステムを通してかけ、自分の電話番号は相手に表示されないこと・苦情は会社が対応すること・きつい言葉を言われた先は以降の対象から外すこと:当サイトの運用(2026年10月時点)。
  • 電話勧誘販売で勧誘に先立って事業者名・勧誘する者の氏名・商品などの種類・勧誘のための電話であることを告げる義務(第16条)・不実のことを告げる行為の禁止(第21条)・営業のために結ぶ契約の適用除外(第26条):消費者庁「特定商取引法ガイド」電話勧誘販売とe-Gov法令検索「特定商取引に関する法律」(2026年10月8日に確認)。
  • 研修中の時給1,300円から(パート)・業務委託の成果報酬1アポイント20,000円・初期費用0円(登録料・研修費・教材費・保証金):募集要項(2026年10月時点の条件)。
  • アポイント獲得率3〜7%(100件かけて3件、調子が良いと7件。分母は不在・受付止まりを含む総架電件数):当サイトの自社集計(2026年9月。6月の集計も同じ範囲)。集計方法は数字の根拠。
  • 業界の一般的な目安1〜2%:テレアポ業界で広く言われている水準の引用で、当サイトの測定値でも公式統計でもありません。
  • 指導責任者・川嶋 貴大のテレアポ大会7年連続優勝(2018年〜2024年)。
  • 口コミ:Indeed(運営会社の企業ページのクチコミ)。個人の体験で、同じ結果を約束するものではありません。

監修:川嶋 貴大(かわしま・たかひろ)

現役のテレフォンアポインター。25年にわたって電話の現場に立ち、テレアポ大会で2018年から2024年まで7年連続優勝。自分の話し方を4年かけて、ほかの人も再現できる型にした「川嶋メソッド」の開発者で、指導責任者を務めています。今も現場で電話をかけ続けています。

この記事は、川嶋と採用担当の実務、当サイトの集計(2026年)をもとに おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部がまとめ、川嶋が内容を確かめました。募集者の名称・所在地は運営者情報に載せています。

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こう書いて送っていただければ、お答えします

「受付で止まるのが怖いです」
→ 研修で、受付の方とのやりとりをどう練習するかをお伝えします。

「介護施設に電話したことがありません」
→ 電話に出る方の例と、最初の一言の考え方をご説明します。

「名前を聞くのは失礼ではないですか」
→ うかがい方と、教えていただけなかったときの引き方をお答えします。

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最終更新日:2026年10月8日|監修:川嶋 貴大/編集:おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部

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