テレアポで聞き取りやすい声の出し方と話す速さ|速さの測り方・間・トーン・暗い声と早口の直し方・マイクと音量
「え? もう一度お願いできますか」。電話で聞き返されると、こちらも焦ってしまい、言い直しがかえって速くなる。家族から「電話だと声が暗いね」と言われたことがある。在宅テレアポに興味はあっても、自分の声が電話に向いているのかどうか、気になっている方は多いはずです。
最初にお伝えしたいのは、電話で求められるのは、アナウンサーのようなきれいな声ではない、ということです。相手が知りたいのは、誰からの、何の電話か。それが一度で聞き取れれば十分です。そして聞き取りやすさは、生まれつきの声の質よりも、速さ・間・語尾・マイクの位置といった、あとから直せるところで決まります。
この記事では、自分の話す速さの測り方、間の取り方、場面ごとのトーンをお伝えします。そのうえで、声が暗い・小さいと言われたときの直し方、ヘッドセットの音量とマイクの位置、聞き返されないための工夫を順番に見ていきます。話し方そのものに自信がない方は、先に話し方に自信がなくてもをご覧ください。
結論:電話の声は「きれいさ」より「聞き取りやすさ」。速さ・間・トーン・マイクで整えます
テレアポで聞き取りやすい声は、作った高い声ではありません。相手が書き取れる速さで、語尾まで言い切る、ふだんより少しだけ明るい声です。
- 速さ:台本の一節を声に出してストップウォッチで測り、録音を聞いて自分で書き取れるかで確かめる
- 間:当サイトの型では、冒頭で2秒の間を2回入れる。速さを落とすときは、音を伸ばすより区切りを増やす
- トーン:冒頭・本題・打診で変える。高すぎる作り声は要らない
- マイクと音量:マイクは口の横の、息がかからない位置。音量は相手の声が楽に聞こえるところに合わせる
声がかれる、出にくいといった状態が続くときは、自己判断で続けずに医師に相談してください。
話す速さについて、「1分に何字」という決まった数字を探している方もいるかもしれません。この記事では、その数字を示しません。同じ字数でも、区切り方や言葉の難しさで聞き取りやすさは変わりますし、公的な基準として確かめられる数字も見つけられなかったからです。代わりに、相手が書き取れるかどうかという、自分で確かめられる物差しをお伝えします。
電話の声が、対面より届きにくい理由
同じ声でも、向かい合って話すときより、電話のほうが聞き取りにくくなります。理由は4つあります。
とくに大きいのは3つ目です。あなたにとっては毎日口にする会社名と名前も、相手には初めて聞く言葉の並びです。知っている言葉なら少し聞き逃しても補えますが、知らない言葉は補えません。冒頭の名乗りが聞き返されやすいのは、このためです。
ですから、電話で聞き取りやすく話す工夫は、声を大きくすることより、初めて聞く言葉を、相手が受け取れる速さと区切りで渡すことに集中します。
速さ:速すぎると、何が起きるのか
緊張すると、人は早く言い終えたくなります。けれど電話で速く話すと、次のことが起きます。
まず、会社名と名前が聞き取れません。相手は「誰からの電話か」が分からないまま話を聞くことになり、身構えたままになります。次に、相手は聞き返すのも面倒になり、「結構です」と短く終わらせることがあります。そして、話している本人の息が続かなくなり、語尾が消えていきます。
反対に、ゆっくりすぎても困ります。一音ずつを引き伸ばすと、間延びして、かえって暗く、自信がなさそうに聞こえることがあります。目指すのは「遅い話し方」ではなく、相手が書き取れる話し方です。
ちょうどよい速さの物差し
自分の速さがちょうどよいかは、ストップウォッチ(スマートフォンの時計についているもので十分です)と録音があれば、自分で確かめられます。物差しは3つです。
決まった「1分に何字」の基準は使いません。自分の録音で、この3つを確かめます。ご家族に聞いて書き取ってもらう方法でも構いません。
1つ目の物差しで書き取れなかった言葉があれば、そこが速すぎた場所です。直すときは、全体をゆっくり読むのではなく、書き取れなかった言葉の前後に区切りを入れます。ストップウォッチで秒数を測っておくと、直す前と直したあとを数字で比べられ、稼働の前に「今日は速くなっていないか」を確かめる基準にもなります。具体的な手順は、記事の後半の「自分の話す速さを測って整える手順」にまとめています。
「早口だと言われます」——そのまま送ってください。
応募でなくて構いません。あなたの話し方の気になるところを一行書いていただければ、研修でどう練習するかをお返しします。
LINEで質問だけする(応募しなくて大丈夫です)→早口を直すには、音を伸ばさず区切りを増やす
早口を直そうとして、一音ずつゆっくり言おうとしても、なかなか長続きしません。不自然に感じて、気づくと元の速さに戻っています。直すときに変えるのは、音の速さではなく、区切りの数です。
音を伸ばして遅くする
- 「お、い、そ、が、し、い」と一音ずつ伸ばす
- 間延びして、暗く聞こえやすい
- 自分でも不自然に感じ、すぐ元に戻る
区切りを増やして遅くする
- 「お忙しいところ、恐れ入ります」と意味の切れ目で止まる
- 言葉そのものは、ふだんの速さのまま
- 止まるあいだに息を吸えるので、語尾まで声が続く
当サイトの型の冒頭で、2秒の間を2回入れるのも、区切りで速さを整える考え方です。
区切りを入れる場所は、読点(、)と句点(。)のところが基本です。そのうえで、会社名・名前・数字の前で、ほんの少し止まります。初めて聞く言葉の前に小さな空白があると、相手の耳が「ここから大事な言葉が来る」と準備できるからです。
早口になりやすい場面には、よくある形があります。電話の最初、断られた直後、日時や数字を言うとき、そして相手が早口のときです。相手の速さにつられそうになったら、思い出してほしいことがあります。急いでいる相手には、速く話すのではなく、短く話すことです。言うことを減らせば、速さを上げなくても早く終わります。
断られた直後は、とくに速くなりがちです。そこで、断られたら最初の一言だけは必ずゆっくり言う、と決めておくと、そのあとの速さも落ち着きやすくなります。「さようでございますか」の一言を、区切って言うだけで十分です。
間:当サイトの型は、冒頭で2秒の間を2回
当サイトの型では、冒頭の10秒に、2秒の間を2回と、1秒の間を1回入れます。間の意味そのものは売り込まずにアポを取る型で説明しているので、ここでは、その2秒を声の面からどう使うかをお伝えします。
2秒の間は、ただ黙って待つ時間ではありません。次の言葉のための息を吸う時間です。鼻から静かに息を吸っておくと、次の一文を、語尾まで同じ大きさで言い切りやすくなります。黙っているのが怖い方も、「息を吸う時間」と考えると、2秒を長く感じにくくなります。
あなたお忙しいところ、恐れ入ります。
(鼻から静かに息を吸いながら、2秒)
あなた(会社名)の、◯◯と申します。
(相手の耳に名前が届くのを待って、2秒)
あなた介護職員の採用のことで、お電話いたしました。
(1秒)
あなた今、少しだけお時間よろしいでしょうか。
間のあいだに相手が話し始めたら、その声を優先します。間は、相手が話すために空けている時間でもあるからです。冒頭のあとも、本題で質問をしたあと、打診で「30分」とお願いしたあとは、相手が考える時間として、少し長めに待ちます。
トーン:冒頭・本題・打診で変える
「電話では、声を高くしたほうがいい」と聞いたことがあるかもしれません。けれど、ふだんよりずっと高い作り声は要りません。作り声は長く続かず、のどにも負担がかかり、相手に不自然に聞こえることもあります。大切なのは高さより、場面に合った調子です。
冒頭で「少しだけ明るく」と言うときの明るさは、声の高さより、口の形で作ります。口角を少し上げて話すと、同じ高さの声でも明るく聞こえると言われます。本題に入ったら、相手の話す調子に寄り添います。相手が困りごとを沈んだ声で話しているのに、こちらだけが明るい声で相づちを打つと、話を聞いていないように聞こえてしまいます。
声が暗い・小さいと言われたとき
「声が暗い」と言われたときに見直すのは、声そのものより、口と姿勢と語尾です。暗く聞こえる話し方には、いくつかの共通点があります。
暗く聞こえやすい話し方
- 口をあまり開けずに話す
- 語尾が下がって、最後の音が消える
- うつむいて、画面をのぞき込んでいる
- どの言葉も同じ強さで、一本調子になる
明るく聞こえやすい話し方
- 口を縦に、ふだんより少し大きめに開ける
- 語尾まで、同じ大きさで言い切る
- 背すじを伸ばし、目線を前に向ける
- 会社名・用件・数字だけを、少し立てて言う
この中で、自分では気づきにくいのが語尾です。「〜でございます」の「す」、「〜でしょうか」の「か」が消えると、話の終わりがはっきりせず、相手には自信がなさそうに、暗く聞こえます。語尾まで言い切るには、1文を短くして、息を残しておくことです。
机の上に小さな鏡を置いて、話しているときの自分の顔を見るのも、手軽な方法です。口がほとんど動いていない、眉間にしわが寄っている、といったことに気づけます。
「声が小さい」と言われる場合は、声を張り上げる前に、マイクの位置を確かめてください。マイクが口から離れていると、普通の声でも相手には小さく届きます。張り上げた声は長く続かず、のどを痛めるもとにもなります。姿勢やマイクの位置の基本は話し方に自信がなくてもでも取り上げています。
ヘッドセットの音量とマイクの位置
ヘッドセットは、声の印象を大きく変える道具です。数千円のもので十分ですが、つけ方しだいで、同じ声が「聞き取りやすい声」にも「聞き取りにくい声」にもなります。選び方そのものは必要な機材と通信環境にまとめています。
マイクは、口の正面ではなく、口の横に置きます。正面に近いと、「フッ」「ボフッ」という息の音が相手に届きます。離しすぎると、声が遠く、小さくなります。ちょうどよい距離はヘッドセットによって違うので、説明書の目安に合わせたうえで、録音して確かめるのが確実です。
| 起きやすいこと | 考えられる原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 「フッ」という息の音が入る | マイクが口の正面に近い | 口の横に少しずらす |
| ガサガサという音が入る | 線やマイクの柄が、髪・襟・アクセサリーに触れている | 線を服に留め、話しながらマイクを触らない |
| 声が遠い・小さいと言われる | マイクが口から離れている、あごの下に下がっている | 口元の高さに戻し、毎回同じ位置に合わせる |
| 自分の声がだんだん大きくなる | 相手の声が聞こえにくく、つられて大きくなる | 相手の声の音量を少し上げる |
| 耳が疲れる | 相手の声の音量が大きすぎる、長くつけたままにしている | 音量を下げ、休むときはヘッドセットを外す |
ヘッドセットの種類によって違います。うまくいかないときは、録音して聞き比べてください。
音量は、パソコン側とヘッドセット側の2か所で決まります。相手の声が楽に聞き取れる、いちばん小さい音量に合わせるのが目安です。耳の痛みや聞こえにくさが続くときは、自己判断で音量を上げ続けず、医師に相談してください。耳や体を休める時間の取り方は声と体調の整え方で取り上げています。
- マイクを口の横に合わせる正面から少しずらし、息が直接かからない位置にする
- 線を留める線を服に留め、髪や襟、アクセサリーに触れないようにする
- 音量を2か所で確かめるパソコンとヘッドセットの両方で、相手の声が楽に聞こえる大きさにする
- 一言だけ録音して聞く名乗りの一文を録音し、息の音・こすれる音・声の大きさを確かめる
聞き返されないための工夫
聞き返されやすい言葉には、傾向があります。固有名詞(会社名・人の名前・施設名)、数字(時刻・日付・時間)、そして文の終わりの語尾です。
聞き返されやすい言い方
- 会社名と名前を、ひと息で続けて言う
- 「7」を「しち」と言い、「1(いち)」と聞き違えられる
- 「4日(よっか)」「8日(ようか)」を、日付だけで言う
- 「〜でございま」と、語尾が消える
聞き取りやすい言い方
- 会社名のあとで区切り、「の」でつないで名前を言う
- 「7」は「なな」、「4」は「よん」と言う
- 「8日の木曜日」と、日付に曜日を添える
- 「す」「か」の最後の音まで言い切る
数字は、とくに気をつけたいところです。「7」を「しち」と言うと「1(いち)」と聞き違えられることがあるので、「なな」と言います。「4」は「よん」と言います。「4日(よっか)」と「8日(ようか)」のように音の近い日付には、曜日を添えます。時刻は「午後2時」のように午前か午後かをつけます。どれも、相手が予定表に書き込むときに迷わないための工夫です。
それでも聞き返されたら、慌てなくて大丈夫です。言い直すときは、1回目と同じ言い方を繰り返すのではなく、区切りを1つ増やします。ひと息で言ってしまった名乗りを、「(会社名)の、◯◯と、申します」と区切りを足して言い直すくらいの違いで、相手には伝わります。
50代・60代の声は、テレアポで不利か
不利になりにくい、と当サイトは考えています。電話では、声の若さより、落ち着いた速さと、相手の話をさえぎらない聞き方のほうが、信頼として届きやすいからです。年齢を重ねて、声が低くなった、張りがなくなったと感じる方もいますが、聞き取りやすさを決める速さ・区切り・語尾は、年齢に関係なく直せます。
当サイトで3か月以上続けて働いている方の年代は、50代が38%、60代が42%で、合わせて8割です。月収の中央値(3か月以上続けた方)も、年代別では60代が96,000円、50代が94,000円でした(2026年6月の自社集計)。研修中の時給が1,500円程度だった時期の数字で、今の条件(2026年10月から研修中の時給1,300円から)とは違います。保証する金額でもありません。
この仕事をした方の口コミにも、60代の方の投稿があります。62歳で初めてテレアポに就いた方は、始めたころをこう書いています。
「月50万円の壁を到達しました(62歳女です)」
私は62歳の女性です。
初めての職種で、最初は戸惑いましたが、
少しずつ自信がついてきました。
この方の投稿の題名にある月50万円や、63歳でテレアポ歴12年の方が書いている月80万円は、上位の方の結果で、全員が届く金額ではありません。それでも、60代で始めて、戸惑いながら少しずつ身につけていった、という道のりは、声に自信がない方にも参考になるはずです。
録音を聞き直す練習
声を整える近道の一つは、自分の声を相手の耳で聞くことです。当サイトでは、うまくいかなかった通話を担当と一緒に聞き直し、どこで速くなったか、どこで語尾が消えたかを確かめます。ご自宅で練習するときは、録音を3回に分けて聞くと、聞くことが絞れて続けやすくなります。
| 回 | 聞くこと | 印をつけるところ |
|---|---|---|
| 1回目 | 速さだけ | 速くなった場所(とくに名乗りと数字) |
| 2回目 | 語尾と間 | 消えた語尾、待てなかった間 |
| 3回目 | 相手の立場で | 書き取れなかった言葉 |
一度に全部を直そうとせず、印をつけた中から1か所だけ選んで、次の練習で直します。
比べる相手は、アナウンサーや上手な人ではなく、昨日の自分の録音です。昨日は書き取れなかった名前が、今日は書き取れた。その小さな変化を確かめられるのが、録音のよいところです。
のどの調子が悪いとき
声を使う仕事なので、のどの調子は日によって変わります。声がかすれる日が続く、話すとのどが痛む、声が出にくい、といったことがあれば、自己判断で続けずに医師に相談してください。当サイトでは、急な休みは連絡するだけで取れ、理由を伝える必要はありません。
ふだんから気をつけたいのは、声を張り上げないこと、長く話し続けないことです。声を張らなくても届くように、マイクの位置と区切りを整えておくことが、のどを守ることにもつながります。水分のとり方や休み方などの生活の工夫は、声と体調の整え方にまとめています。
自分の話す速さを測って整える手順
この記事の中心になる、速さの測り方と整え方を、手順にまとめます。応募の前から、ご自宅で試せます。
- 名乗りと用件の一節を決める——毎回同じ文を使います。応募の前なら、「(会社名)の◯◯と申します。採用のことでお電話いたしました」のような文を自分で書いて使います。
- 録音しながら読み、秒数を測る——スマートフォンで録音を回し、ストップウォッチで読み始めから読み終わりまでの秒数を測ります。
- 録音を再生して書き取る——紙とペンで、会社名・名前・用件を書き取れるか試します。書き取れなかった言葉に印をつけます。
- 印の前後に区切りを入れて読み直す——音を伸ばさず、読点と、名前や数字の前で少し止まって読み、もう一度測ります。
- 書き取れた秒数を基準にする——無理なく書き取れたときの秒数を覚え、稼働の前に一度読んで、基準に近いかを確かめます。
この考え方が合わない方
声の整え方は、地道な練習の積み重ねです。次の方には、合わないかもしれません。
- 声を作って演じたい方——当サイトの型では、作り声より、ふだんの声で区切って話すことを大切にします
- 録音を聞き直す練習をしたくない方——自分の声を相手の耳で聞くことが、上達の近道だからです
- 声を出すと、のどの痛みが強く出る方——医師に相談のうえで、声を使わない仕事も考えてください
- 平日の日中に、声を出して話せる時間と場所を取れない方——法人が相手なので、電話は平日の9時〜18時に限られます
「声が暗い」「早口」「声が小さい」——気になっていることを、そのまま書いてください。
研修の2週間は、お客様に電話をかけずに、読み合わせで速さと間を整えます。あなたの声の悩みに合わせて、どこから練習するかをお返しします。
質問・応募のフォームへ(入力5分ほど)→よくある質問
テレアポで聞き取りやすい声の出し方は?
作った高い声ではなく、ふだんの声を、相手が書き取れる速さと区切りで届けることです。会社名・名前・数字の前で少し止まり、語尾の「す」「か」まで言い切ります。冒頭だけはふだんより少し明るく、口角を上げて話します。マイクは口の横の、息がかからない位置に合わせます。
テレアポで話すスピードはどれくらいがいい?
相手が書き取れる速さが目安です。この記事では「1分に何字」という数字は示しません。名乗りから用件までの一節を、ストップウォッチで測りながら録音し、再生して会社名・名前・用件を書き取れるか試してください。無理なく書き取れたときの秒数を、自分の基準にします。
電話で声が暗いと言われる。どう直す?
声の高さより、口と姿勢と語尾を見直します。口を縦に少し大きめに開け、背すじを伸ばして目線を前に向け、語尾まで同じ大きさで言い切ります。どの言葉も同じ強さだと一本調子に聞こえるので、会社名・用件・数字だけを少し立てます。机に小さな鏡を置いて、話している顔を見るのも手軽な方法です。
ヘッドセットの音量やマイクの位置はどうする?
マイクは口の正面ではなく横に置き、息が直接かからないようにします。距離はヘッドセットの説明書の目安に合わせ、録音して確かめてください。音量は、パソコンとヘッドセットの両方で、相手の声が楽に聞き取れるいちばん小さい大きさに合わせます。耳の痛みや聞こえにくさが続くときは、医師に相談してください。
早口を直すにはどうすればいい?
音を一つずつ伸ばすのではなく、区切りを増やします。読点と句点で止まり、会社名・名前・数字の前で少し止まるだけで、言葉そのものはふだんの速さのままでも聞き取りやすくなります。急いでいる相手には、速く話すのではなく、言うことを減らして短く話します。断られた直後の最初の一言を、区切ってゆっくり言うと決めておくのも一つの方法です。
電話で聞き返されないためには?
聞き返されやすい固有名詞・数字・語尾の3つを、区切ってはっきり言うことです。会社名のあとで区切ってから名前を言い、時刻は「午後2時」と午前・午後をつけ、日付は曜日と一緒に言います。「7」は「なな」、「4」は「よん」と言うと聞き違いが減ります。聞き返されたら、区切りを1つ増やして言い直します。
電話の声のトーンは高いほうがいい?
ふだんよりずっと高い作り声は要りません。作り声は長く続かず、のどに負担がかかり、不自然に聞こえることもあります。冒頭だけは口角を上げて少し明るく話し、本題では相手の話す調子に合わせて落ち着き、打診では数字と日にちをはっきり言う、というように、高さより場面に合った調子を大切にします。
50代・60代の声はテレアポで不利?
不利になりにくいと当サイトは考えています。電話では、声の若さより、落ち着いた速さと、相手の話をさえぎらない聞き方が信頼につながりやすいからです。当サイトで3か月以上続けて働いている方の8割は50代と60代です。月収の中央値も60代が96,000円、50代が94,000円でした(2026年6月の自社集計。研修中の時給が1,500円程度だった時期の数字で、保証額ではありません)。
電話をかける前に発声練習はしたほうがいい?
大がかりな発声練習は要りません。稼働の前に、名乗りと用件の一節を一度だけ声に出して読み、自分の基準の速さに近いかを確かめる程度で十分です。あわせて、マイクの位置と音量を確かめておくと、最初の1本から落ち着いて話せます。のどを痛めるほど大きな声を出す練習はしないでください。
声がかれてきたら、どうすればいい?
電話の合間に話さない時間をつくり、のどを休めます。声を張り上げずに済むよう、マイクの位置も確かめてください。かすれる日が続く、話すとのどが痛むといったときは、自己判断で続けずに医師に相談してください。当サイトでは、急な休みは連絡するだけで取れ、理由を伝える必要はありません。
追伸——声は、生まれつきより「あとから直せるところ」で決まります
電話の声に自信がない方ほど、自分の声そのものが悪いと思いがちです。けれど、聞き返される理由のほとんどは、速さ・区切り・語尾・マイクの位置にあります。どれも、今日から一つずつ直せるところです。
ストップウォッチと録音があれば、ご自宅で試せます。名乗りの一文を、一度だけ録音して聞いてみてください。気づいたことを、そのまま送っていただいても構いません。
根拠と参照(Evidence & Reference)
- 冒頭10秒の間(2秒・2秒・1秒)・電話は長くても3分ほど・研修2週間はお客様に電話をかけず読み合わせで練習すること:当サイトの研修の内容(2026年10月時点)。例文は考え方を示すもので、実際の台本とは言い回しが違います。
- 3か月以上続けて働いている方の年代(50代38%・60代42%)と年代別の月収の中央値(60代96,000円・50代94,000円):当サイトの自社集計(2026年6月)。くわしくは数字の根拠。
- うまくいかなかった通話を担当と一緒に聞き直すこと・ヘッドセットは数千円のもので十分なこと・急な休みは連絡だけで取れること:当サイトの運用(2026年10月時点)。
- 話す速さの「1分に何字」という基準は、公的機関の資料で確かめられなかったため、この記事では数字を示さず、録音を書き取れるかどうかで確かめる方法を紹介しています。
- 研修中の時給1,300円から(パート)・業務委託の成果報酬1アポイント20,000円・初期費用0円(登録料・研修費・教材費・保証金):募集要項(2026年10月時点の条件)。
- アポイント獲得率3〜7%(100件かけて3件、調子が良いと7件。分母は不在・受付止まりを含む総架電件数):当サイトの自社集計(2026年9月。6月の集計も同じ範囲)。集計方法は数字の根拠。
- 業界の一般的な目安1〜2%:テレアポ業界で広く言われている水準の引用で、当サイトの測定値でも公式統計でもありません。
- 指導責任者・川嶋 貴大のテレアポ大会7年連続優勝(2018年〜2024年)。
- 口コミ:Indeed(運営会社の企業ページのクチコミ)。個人の体験で、同じ結果を約束するものではありません。
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「早口だと言われます。直りますか」
→ 区切りで速さを整える練習の仕方と、研修での進め方をお伝えします。
「電話だと声が暗いと言われます」
→ 口と姿勢と語尾の見直し方を、あなたの状況に合わせてご説明します。
「60代で、声に張りがなくなってきました」
→ 電話で伝わるかどうかを決めるところと、年代の内訳をお答えします。
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最終更新日:2026年10月8日|監修:川嶋 貴大/編集:おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部