在宅テレアポの確定申告・源泉徴収・社会保険|パートと業務委託で変わる手続きを、2026年の制度で整理

監修:川嶋 貴大(テレアポ大会7年連続優勝 2018-2024・現役テレフォンアポインター)/編集:おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部
公開:2026年10月8日/最終更新:2026年10月8日

「業務委託で働いたら、確定申告をしないといけないの?」「パートなら会社が全部やってくれるの?」。在宅の仕事を始める前に、税金と保険の手続きで手が止まる方は少なくありません。

同じ在宅テレアポでも、パートと業務委託では手続きがまったく違います。パートは給与なので、会社が毎月の源泉徴収と12月の年末調整で税金を精算します。業務委託は給与ではないので、自分で所得を計算し、必要に応じて確定申告をするのが基本です。さらに2026年分からは、所得税の基礎控除などが大きく変わりました。

この記事では、国税庁・日本年金機構などの公式の説明をもとに、パートと業務委託それぞれの手続きを、確定申告の目安、源泉徴収、開業届、社会保険の順に整理します。当サイトは税務・社会保険の助言や代行はしていません。ご自身の判断は、税務署・年金事務所・市区町村で確かめてください。

結論:パートは会社の年末調整、業務委託は自分で確定申告が基本です

結論

パート(給与)は、会社が源泉徴収と年末調整で税金を精算するので、給与が1か所で、ほかの所得が20万円以下なら、原則として確定申告はいりません。

業務委託(事業所得か雑所得)は、報酬から経費を引いた「所得」を自分で計算します。次のような場合は確定申告が必要です。

  1. 業務委託だけで働き、所得が基礎控除などの合計を超えて税額が出る(2026年分の基礎控除は最大104万円)
  2. 給与を1か所から受けていて、業務委託の所得が20万円を超える
  3. 年金を受け取っていて、業務委託などの所得が20万円を超える

社会保険は、パートなら週20時間以上などの条件を満たすと勤め先で加入し、業務委託なら国民年金(60歳未満)と国民健康保険、または家族の扶養になります。確定申告の期間は、原則として翌年の2月16日から3月15日までです(国税庁)。

ここから先の数字は、2026年10月時点で国税庁・日本年金機構などが公表している内容です。税金や保険の扱いは、収入の種類やご家族の状況で一人ひとり違います。この記事で全体の地図をつかんだら、最後は窓口で確かめてください。

パートと業務委託では、税金の流れがまったく違う

在宅テレアポの働き方には、パート(会社に雇われる)と業務委託(会社から仕事を請け負う)があります。お金の受け取り方が違うので、税金の流れも違います。

図1パート(給与)と業務委託(報酬)の、税金の流れの違い

パート・正社員(給与)

  • 毎月の給与から、会社が所得税を差し引く(源泉徴収)
  • 12月の年末調整で、1年分の税金を会社が精算する
  • 給与が1か所なら、原則として確定申告はいらない
  • 経費は「給与所得控除」として決まった額が引かれる

業務委託(報酬)

  • 報酬から源泉徴収されるかは、報酬の種類による
  • 年末調整はない。所得は自分で計算する
  • 所得が一定の額を超えると、確定申告が必要
  • 仕事に使った費用は、必要経費として自分で計算する

パートの給与には、「給与所得控除」という決まった額の差し引きがあり、2026年分は最低でも74万円です。業務委託には給与所得控除がない代わりに、仕事に実際に使った費用を「必要経費」として差し引きます。この違いが、あとで説明する「178万円」などの線の違いにもつながります。

表1|パートと業務委託の手続きの違い(2026年10月時点の制度)
項目パート(給与)業務委託(報酬)
所得の種類給与所得事業所得または雑所得
差し引くもの給与所得控除(2026年分は最低74万円)実際にかかった必要経費
税金の精算会社の年末調整自分の確定申告
源泉徴収毎月の給与から報酬の種類によって、される場合がある
社会保険条件を満たせば勤め先で加入加入しない(国民年金・国民健康保険など)

どちらの働き方を選ぶかは業務委託とパートの違いで比べています。

確定申告が必要になるのはどんなとき——早見表

国税庁の説明をもとに、在宅テレアポで働く方に多い組み合わせを並べると、次のようになります。

表2|確定申告が必要になる目安(所得税・2026年分)
あなたの状況確定申告の目安
パートの給与だけ(1か所)原則として不要(年末調整で精算)
パートを2か所以上で掛け持ち年末調整されない給与と、ほかの所得の合計が20万円を超えると必要
給与(1か所)+業務委託業務委託の所得(報酬−経費)が20万円を超えると必要
業務委託の報酬だけ所得が基礎控除などの所得控除の合計を超え、税額が出るなら必要
年金+業務委託年金の収入が400万円以下で、業務委託などの所得が20万円以下なら不要
年金+パートの給与年金の所得か給与の所得のどちらかが20万円以下なら、原則として不要(給与が1か所で、年金の収入が400万円以下の場合)

国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」「確定申告」「公的年金等の課税関係」をもとにまとめました(根拠と参照にURL)。申告が不要な場合でも、払いすぎた税金を取り戻すための申告(還付の申告)はできます。住民税の申告は別に必要になることがあります。

判断に迷ったときは、次の順番で考えると整理しやすくなります。

図2確定申告が必要かどうかを考える順番
  1. 収入を種類ごとに分ける給与(パート・正社員)、報酬(業務委託)、年金の3つに分けて、1年分を書き出す
  2. 給与が1か所だけなら年末調整で終わるので、原則として申告はいらない
  3. 給与や年金のほかに所得があるなら報酬から経費を引いた所得が20万円を超えるかを見る
  4. 報酬だけで暮らしているなら所得が基礎控除などの合計を超えて、税額が出るかを見る

2026年分の所得税は、控除の額が大きく変わりました。国税庁の「令和8年 源泉所得税の改正のあらまし」によると、主な数字は次のとおりです。

図32026年分の所得税で、押さえておきたい数字
104万円基礎控除の最大額(合計所得489万円以下・2026年分と2027年分)
74万円給与所得控除の最低額(2026年分と2027年分)
178万円給与だけなら、所得税がかからない収入の目安
20万円給与や年金のほかの所得で、申告が必要になる目安

出典:国税庁「令和8年 源泉所得税の改正のあらまし」(令和8年4月)、国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」(令和8年4月1日現在法令等)。178万円は、基礎控除104万円と給与所得控除74万円を足した額です。

パートの方は、この改正を12月の年末調整で反映してもらえます。11月までの毎月の源泉徴収は改正前の計算のままで、12月にまとめて精算されるので、年末調整で戻ってくる額が増える方もいます。

計算の例:業務委託の所得と、税金の出し方

業務委託の「所得」と税金は、次の順番で計算します。数字は説明のための仮の数字です。

図4業務委託だけで働いた場合の所得税の計算(2026年分・仮の数字)
報酬 120万円20,000円×60件
所得 114万円経費6万円を引く
課税所得 10万円基礎控除104万円を引く
所得税 5,105円5%と復興税2.1%

「復興税」は復興特別所得税(所得税額の2.1%)のことです。所得税の税率は、課税される所得が195万円未満なら5%です(国税庁「所得税の税率」)。国民健康保険料や国民年金保険料を払っていれば、その全額を差し引く社会保険料控除があり、税額はさらに小さくなります。

式で書くと、次のとおりです。

所得 = 報酬 − 必要経費 = 120万円 − 6万円 = 114万円

課税される所得 = 114万円 − 基礎控除104万円 = 10万円

税額 = 10万円 × 5% = 5,000円、復興特別所得税 = 5,000円 × 2.1% = 105円、合計5,105円

反対に、報酬から経費を引いた所得が104万円以下で、ほかに所得がなければ、2026年分の所得税はかかりません。パートの「178万円」は給与所得控除74万円を含んだ数字なので、業務委託にそのまま当てはめることはできません。業務委託は「所得で104万円」と覚えてください。

成果報酬の仕事は、年によって収入が大きく動きます。62歳の女性の口コミには、こう書かれています。

「月50万円の壁を到達しました(62歳女です)」

入社してわずか5か月で、初めて月50万円の壁を突破することができました。

出典:Indeed(運営会社の企業ページのクチコミ)/栃木県足利市・テレアポ・62歳女性・2024年6月1日投稿。原文の一部をそのまま引用しています。個人の体験で、同じ結果を約束するものではありません。

月50万円は上位の方の結果で、全員が届く数字ではありません。けれど、収入が伸びた年には、所得税だけでなく住民税や国民健康保険料もそろって動きます。収入が増え始めたら、早めに記録を整えておくと慌てずに済みます。収入の全体像は収入の実態にまとめています。

業務委託の報酬から源泉徴収はされるか

個人に支払う報酬のうち、支払う側が所得税を差し引く(源泉徴収する)必要があるのは、法律で決まった種類だけです。国税庁は、原稿料や講演料、弁護士などの資格を持つ人への報酬、外交員などへの報酬といった区分を示しています。

当サイトの業務委託の報酬については、源泉徴収の対象となる場合があるものとして、契約のときに扱いをご説明しています。実際に差し引かれているかどうかは、契約書と支払いの明細で確かめてください。源泉徴収された税金は、確定申告で1年分の税額と精算されます。払いすぎていれば、申告によって戻ってきます。

源泉徴収されているときこそ、申告を考える

業務委託の報酬から所得税が差し引かれていても、それで税金の手続きが終わるわけではありません。経費や控除を差し引くと、本来の税額より多く払っていることもあります。所得が少ない年ほど、還付の申告で戻ってくる額が出やすくなります。

経費になるもの・ならないもの

業務委託の所得は、報酬から必要経費を引いて計算します。当サイトの在宅テレアポでは、通話料は会社が負担し、パソコン・回線・ヘッドセットは自分で用意します。経費になるかどうかを考えるのは、主に自分で払っているものです。

自宅で働く場合に注意が必要なのは、生活と仕事の両方に使うもの(家事関連費)です。国税庁の説明では、仕事のために直接必要だったと、取引の記録などで明らかに区分できる部分だけが必要経費になります。回線費用や電気代をどの割合で分けられるかは、使い方の記録をもとに考える必要があり、最終的には税務署に確かめてください。

反対に、所得税や住民税、生計を一にする家族に払う家賃などは必要経費になりません。レシートや明細は月ごとにまとめておき、何に使ったかを一言メモしておくと、申告のときに困りません。パソコンなど高いものの扱いは、金額によって決まりが違うので、購入したときに税務署に確かめておくと安心です。機材そのものの選び方は必要な機材と通信環境にまとめています。

開業届は必要か

開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)は、事業を始めた人が税務署に出す書類です。国税庁の案内(令和8年4月1日現在法令等)では、提出の期限は「事業の開始等の事実があった日の属する年分の確定申告期限まで」とされています。つまり、事業を始めた年の分の確定申告の期限までです。

ただし、業務委託の収入がすべて「事業」になるとは限りません。国税庁は、副業の収入のうち営利を目的とした継続的なものを「業務に係る雑所得」の例として挙げています。事業所得になるか雑所得になるかは、仕事の規模や続け方などで判断され、どちらに当たるかで手続きが変わります。迷ったら、税務署に相談してください。

図5開業届と青色申告で、押さえておく3つ
期限開業届事業を始めた日の属する年分の確定申告の期限までに提出します。
3月15日青色申告の承認申請青色申告をしたい年の3月15日まで。1月16日以後に始めた場合は、始めた日から2か月以内です。
最大65万円青色申告特別控除事業所得などで、正規の簿記で記帳し、期限内に申告するなどの条件を満たすと受けられます。条件によって55万円・10万円です。

出典:国税庁「新たに事業を始めたときの届出など」「青色申告特別控除」(令和8年4月1日現在法令等)。青色申告特別控除の55万円・65万円は、事業所得と不動産所得が対象です。

なお、当サイトの業務委託の契約は、開業届を出しているかどうかを条件にしていません(業務委託の募集要項)。開業届を出すかどうかは、ご自身の働き方の規模と、青色申告をしたいかで決めてください。

「業務委託とパート、手続きが楽なのはどちらですか」——その一行で大丈夫です。

税金の判断は税務署のお仕事ですが、働き方ごとに何が変わるかと、確かめる先はお伝えできます。

LINEで質問だけする(応募しなくて大丈夫です)→

社会保険には入れるか——パートと業務委託

社会保険(健康保険・厚生年金)に入るかどうかも、働き方で変わります。

パートの場合は、法律の条件で決まります。日本年金機構の説明では、週の所定労働時間と月の所定労働日数が、同じ職場の通常の労働者の4分の3以上なら加入します。それより短くても、従業員51人以上などの職場で、週20時間以上働き、学生でなければ加入します。2026年10月1日からは、月8.8万円以上という賃金の条件がなくなり、収入ではなく働く時間で決まるようになりました。従業員の人数の条件も、2027年10月から段階的に縮小され、2035年10月になくなる予定です(厚生労働省)。

当サイトのパートは、雇用保険には法定の加入要件を満たす場合に加入します。健康保険・厚生年金に入るかどうかは、あなたの働く時間で変わるので、面談で確かめ、労働条件通知書で確認してください。正社員は、健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険に加入します。

業務委託の場合は、会社に雇われていないので、勤め先の社会保険には入りません。次の章で説明する、国民年金と国民健康保険、または家族の扶養のどれかになります。

図6働き方ごとの、健康保険と年金の行き先
勤め先勤め先の健康保険・厚生年金正社員と、加入の条件を満たすパート。保険料は会社と半分ずつ負担します。
家族家族の健康保険の扶養年間収入が130万円未満(60歳以上は180万円未満)などの条件を満たす場合。
自分で国民健康保険・国民年金業務委託で、家族の扶養に入らない場合。国民年金の加入は60歳になるまでです。

扶養の条件は日本年金機構の被扶養者の手続きのページ(2026年9月30日更新)、国民年金の加入年齢は日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」によります。

国民年金・国民健康保険のままで働く場合

業務委託で働き、家族の扶養に入らない場合は、国民年金と国民健康保険に自分で加入して、保険料を納めます。

国民年金は、日本に住む20歳以上60歳未満の方が加入します。自営業の方などは「第1号被保険者」で、保険料を自分で納めます。60歳を過ぎると加入の義務はなくなりますが、保険料を納めた期間が40年に足りない方などは、65歳まで任意で加入できます。配偶者が会社員などで、あなたが20歳以上60歳未満、かつ扶養の条件を満たす場合は「第3号被保険者」になり、自分で保険料を払う必要はありません。

国民健康保険の保険料(税)は、世帯の所得や加入している人数などをもとに計算され、料率はお住まいの市区町村が決めます。業務委託の所得が増えると、保険料も上がります。見込みの額は、市区町村の国民健康保険の窓口で聞くことができます。

住民税も忘れないでください。住民税の所得割は、前の年の1月から12月までの所得をもとに計算されます(総務省)。国民健康保険料の所得割も、前の年の所得をもとに計算する市区町村があります(新宿区の説明など)。所得税の確定申告が要らない場合でも、住民税の申告が必要になることがあると、国税庁も注意を書いています。働き始めた翌年に届く通知で驚かないよう、収入が増えた年は早めに市区町村で見込みを確かめておきましょう。年金を受け取りながら働く方は、60代の求人と年金もあわせてご覧ください。

働き方ごとの手続きを聞いてみる

手続きの多さは、働き方で変わります。

「業務委託で週◯時間、年金も受け取っています。何の手続きが要りますか」——そのまま送っていただければ、働き方ごとに確かめる先と順番をお返しします。税額そのものの判断は、税務署での確認もあわせてご案内します。

質問・応募のフォームへ(入力5分ほど)→

業務委託で働く1年の手続きの流れ

最後に、業務委託で働く方の1年の手続きを、順番にまとめます。

  1. 働き始めたら、報酬の明細を月ごとに保管する——支払いの明細と、源泉徴収されているかどうかを確かめて、1年分をまとめておきます。
  2. 仕事に使った費用のレシートを残す——何に使ったかを一言メモし、生活と仕事の両方に使うものは、仕事の分を分けた考え方を書き留めます。
  3. 事業として始めるなら、開業届を出す——事業を始めた年分の確定申告の期限までに出します。青色申告をするなら、承認申請の期限も確かめます。
  4. 12月に1年分を合計する——報酬の合計から必要経費を引いて所得を出し、申告が必要かを早見表で確かめます。
  5. 翌年2月16日から3月15日までに確定申告をする——税務署かe-Taxで申告し、納付します。源泉徴収された税金はここで精算されます。
  6. 住民税と国民健康保険料の通知を確かめる——住民税は前の年の所得をもとに計算され、市区町村から通知が届きます。国民健康保険料も所得をもとに決まります。
図7業務委託で働く人の、1年の手続きの暦
  1. 働き始めた月明細と記録を始める報酬の明細と、経費のレシートを月ごとにまとめる
  2. 事業を始めた年開業届(事業として行う場合)その年分の確定申告の期限までに提出する
  3. 12月1年分を締める所得を計算し、申告が必要かを確かめる
  4. 翌年2月16日〜3月15日確定申告所得税の申告と納付(原則の期間)
  5. 申告のあと住民税・国民健康保険料所得をもとにした額が、市区町村から通知される

確定申告の期間は国税庁「確定申告」(令和8年4月1日現在法令等)によります。住民税の所得割は前の年の所得で計算されます(総務省「個人住民税」)。

よくある質問

在宅テレアポの報酬から源泉徴収はされる?

働き方によります。パートの給与は、毎月の給与から所得税が源泉徴収され、12月の年末調整で精算されます。業務委託の報酬は、源泉徴収が必要な報酬の種類が法律で決まっていて、当サイトでは「対象となる場合がある」として契約のときに扱いをご説明しています。差し引かれた税金は確定申告で精算され、払いすぎていれば戻ってきます。

在宅テレアポの収入で確定申告は必要?

パートの給与だけ(1か所)なら、年末調整で精算されるので原則として不要です。業務委託は、報酬から経費を引いた所得が基礎控除などの合計を超えて税額が出る場合に必要で、2026年分の基礎控除は最大104万円です。給与や年金を受け取っている方は、業務委託の所得が20万円を超えると申告が必要になります。迷ったら税務署で確かめてください。

在宅テレアポで社会保険には入れる?

パートなら、条件を満たせば入れます。週の所定労働時間が通常の労働者の4分の3以上の場合や、従業員51人以上などの職場で週20時間以上働く場合で、2026年10月1日からは月8.8万円以上という賃金の条件がなくなりました。正社員は加入します。業務委託は会社に雇われないため加入せず、国民年金・国民健康保険か、家族の扶養になります。

業務委託の在宅ワークで開業届は必要?

事業として行う場合は、事業を始めた日の属する年分の確定申告の期限までに、税務署へ開業届を出します(国税庁、令和8年4月1日現在法令等)。副業として営利目的で続ける収入は、「業務に係る雑所得」に当たる場合もあり、どちらになるかで手続きが変わります。当サイトの業務委託の契約は、開業届の有無を条件にしていません。判断は税務署に確かめてください。

在宅テレアポは国民年金・国民健康保険のままで働く?

業務委託で働き、家族の扶養に入らない場合は、国民年金と国民健康保険のままで働きます。国民年金の加入は20歳以上60歳未満で、60歳を過ぎると加入の義務はありません。国民健康保険の保険料は、所得などをもとにお住まいの市区町村が決めます。パートで加入の条件を満たす場合や正社員は、勤め先の健康保険・厚生年金に入ります。

パートで働く場合も、確定申告は必要ですか?

給与が1か所だけで、ほかの所得が20万円以下なら、原則として不要です。ただし、パートを2か所以上で掛け持ちしている場合や、年金など給与以外の所得が20万円を超える場合は、申告が必要になることがあります。医療費控除などで税金を取り戻したいときは、自分で申告することもできます。

年金を受け取りながら業務委託で働くと、申告は必要ですか?

公的年金の収入が400万円以下で、業務委託などの所得が20万円以下なら、所得税の確定申告はいりません(国税庁「公的年金等の課税関係」)。業務委託の所得が20万円を超えると、申告が必要になる場合があります。所得税の申告が要らない場合でも、住民税の申告が必要になることがあるので、市区町村で確かめてください。

業務委託の経費にできるのは、どんなものですか?

仕事のために使ったヘッドセットなどの道具や、仕事用の文房具などです。回線費用や電気代のように生活と仕事の両方に使うものは、仕事に使った部分を記録などで明らかに区分できる場合に、その部分だけが経費になります(国税庁「必要経費の知識」)。割合の決め方や、パソコンなど高いものの扱いは、税務署に確かめてください。

青色申告はしたほうがいいですか?

事業所得として申告するなら、検討する価値があります。正規の簿記で記帳し、期限内に申告するなどの条件を満たすと、青色申告特別控除(最大65万円、条件により55万円・10万円)を受けられます。そのためには、原則として青色申告をしたい年の3月15日までに承認申請書を出す必要があります。帳簿をつける手間との兼ね合いで、税務署に相談して決めてください。

2026年の「178万円」は、業務委託にも当てはまりますか?

そのままは当てはまりません。178万円は、基礎控除104万円に、給与にだけある給与所得控除74万円を足した、給与収入の目安です。業務委託は給与所得控除がないので、報酬から経費を引いた所得で考え、所得が104万円以下でほかに所得がなければ、2026年分の所得税はかかりません。

確定申告はいつまでにすればいいですか?

原則として、翌年の2月16日から3月15日までです。2026年分なら、2027年の2月から3月にかけて申告します。申告と納付の期限は、原則として3月15日です。申告のあと、納付書が自動で届くわけではないので、振替納税などの納め方も確かめておきましょう(国税庁「確定申告」)。

住民税の申告は別に必要ですか?

必要になる場合があります。国税庁も、所得税の確定申告が要らない人について、住民税の申告が必要になることがあると注意を書いています。たとえば、年金を受け取っていて、業務委託の所得が20万円以下の方などです。住民税は前の年の所得をもとに計算されるので、申告がいるかどうかはお住まいの市区町村で確かめてください。

追伸——手続きは、仕事を始めてから覚えても間に合います

税金や保険の話を読むと、それだけで仕事を始めるのが怖くなるかもしれません。けれど、確定申告は翌年の2月から3月にするもので、働き始める日に全部を決める必要はありません。

働き始めたその月から、報酬の明細とレシートをまとめておくこと。それさえできていれば、あとの手続きは、税務署や市区町村の窓口で一つずつ確かめながら進められます。

働き方ごとに何が変わるのか、迷ったら一行だけ送ってください。確かめる先と順番をお伝えします。

根拠と参照(Evidence & Reference)

監修:川嶋 貴大(かわしま・たかひろ)

現役のテレフォンアポインター。25年にわたって電話の現場に立ち、テレアポ大会で2018年から2024年まで7年連続優勝。自分の話し方を4年かけて、ほかの人も再現できる型にした「川嶋メソッド」の開発者で、指導責任者を務めています。今も現場で電話をかけ続けています。

この記事は、川嶋と採用担当の実務、当サイトの集計(2026年)をもとに おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部がまとめ、川嶋が内容を確かめました。募集者の名称・所在地は運営者情報に載せています。

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「業務委託だと、確定申告は必要ですか」
→ 働き方ごとの手続きの違いと、税務署で確かめることをお伝えします。

「パートで週20時間働くと、社会保険に入りますか」
→ 加入の条件の考え方と、面談で確かめる点をご説明します。

「年金を受け取りながら働きたいです」
→ 働き方ごとに、年金・税金・保険料で何が変わるかをお返しします。

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この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、収入や成果を保証するものではありません。報酬には成果報酬が含まれるため、記載の金額は目安で、成果には個人差があります。数字は当サイトの集計(アポイント獲得率は2026年9月、収入の分布は2026年6月、フルタイムの中央値は2026年7月)と、2026年10月時点の募集条件にもとづきます。応募の条件に年齢・性別・婚姻の有無はありません。「おひとりさま」は、一人分の暮らしを自分の収入で支えている状況を指すこのサイトの呼び名です。

最終更新日:2026年10月8日|監修:川嶋 貴大/編集:おひとりさま在宅テレアポ求人 編集部

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